話題
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楽して作れるホットケーキありませんか?
ホットケーキ生地が袋の中で完成! 「こういうの待ってた!」と話題
ボールや計量カップなどが不要で、袋の中でホットケーキの生地を作ることができる商品が発売されます。
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楽して作れるホットケーキありませんか?
ボールや計量カップなどが不要で、袋の中でホットケーキの生地を作ることができる商品が発売されます。
ボールや計量カップなどが不要で、袋の中でホットケーキの生地を作ることができる商品が明日発売されます。ツイッター上では早くも「こういうの待ってた」といった声が上がっています。開発の経緯について、森永製菓の担当者に聞きました。
1957年に発売された「森永ホットケーキミックス」。クッキー、ドーナツ、カップケーキなどにもアレンジ可能で、最近では離乳食や幼児食としても活用されているそうです。
そんなロングセラーに新たな商品が加わります。21日に発売される「もみもみホットケーキミックス」です。
パッケージの中に直接牛乳と卵を入れて、よくもんでから生地を作り、フライパンに絞りだして焼くことで、ホットケーキを作ることができます。
ボウル、計量カップ、泡立て器、おたまが不要なので、準備や後片付けが簡単な点が特徴です。
先日、ツイッターにこの商品のことが投稿されると、「こういうの待ってた」「洗い物が減る!」「震災でも役立つのでは」といったコメントが寄せられました。
どういった経緯で企画された商品なのか? 森永製菓マーケティング本部の渡部耕平さんに話を聞きました。
――この商品を企画したきっかけを教えてください
共働きなどで忙しく、平日は朝昼晩の食事を作るのに大変。休日にホットケーキを子どもに作ってあげようと思っても、それ以外の料理や家事でいっぱいいっぱい――。そんな悩みに応えようと、作る際の手間を少しでも軽減できるホットケーキミックスを企画しました。
ホットケーキの調理過程で面倒に思っていることがないかをアンケートしたところ、「使った調理器具を洗う」が1位、「調理器具を準備する」が3位にランクインしました。ちなみに2位は「中火で熱した後、ぬれぶきんの上でフライパンを冷ます」です。
計量カップ、ボウル、泡立て器、おたま、フライパン、フライ返しなどの調理器具を減らすことができないかを考えるなかで、「世間では袋の中で漬け込むレシピが増えてきた。ホットケーキの生地も袋の中で作れないか?」という発想に行き着きました。
――この商品の特徴は
主なメリットは以下の通りです。
・牛乳と卵を直接入れて袋の中で生地が作れるのでボウル、泡立て器が不要
・牛乳を入れる時に袋に目盛り線がついているため、計量カップが不要
・できた生地を袋からそのままフライパンに絞り出せる注ぎ口がついているため、おたまが不要
・袋の中で生地が作れるので、ボウルの時よりも粉が飛散する心配がない
・食べ終わって台所に戻った時、べったりと生地が付いた調理器具を見てテンションが下がることがない
・キャンプ場やバーベキュー場など調理器具が少ない環境下でも調理可能
――商品1個で何枚焼くことができますか
親御さんにアンケートしたところ、子どもが一度に食べる枚数で最も多いのが2枚だったため、2枚焼ける設計にしています。小さめのホットケーキなら3枚焼けます。
――袋の中で完結させるために工夫した点は
とにかく手間をかけずにホットケーキを作ってほしいという思いで、調理器具の使用削減に注力して袋の開発を行いました。
袋はパッケージでもあるため、店頭で目立たせるために自立させなければいけないですし、卵と牛乳を入れる時にも自立しておいてほしいので、ある程度の強度がないといけません。一方、誰でも手でもみもみできるようにするためには袋の柔らかさも重要で、そのバランスを取るのに苦労しました。
また、注ぎ口の大きさも苦労しました。大きすぎて生地が出すぎてもダメですし、その逆もNG。何度も試してちょうどよい大きさを見つけました。
――おいしく作る上でポイントとなる作業があれば教えてください
裏面の作り方通りに作っていただければ大丈夫です。ポイントは2つです。1つは、袋を開けてから10回トントンして、ホットケーキミックスをならした後に牛乳を目盛り線まで入れること。もう1つは、卵を入れて袋を閉じる時にできるだけ空気を抜くことです。
――発売前から話題になっていることについて感想を教えてください
うれしい限りです。こんなに話題になるとは思っていませんでした。ぜひ、お子さんと一緒にもみもみしてください。簡単だからお子さんもチャレンジしやすいですし、ホットケーキの生地の感触を袋を通して感じることができます。親子のコミュニケーションツールになってくれると、とてもうれしいです。