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マッキーの1本2役が進化、段ボールも開封可能 ネット通販時代に適応
太字と細字を1本にした油性マーカー「マッキー」。1本2役がウリの定番商品に、新しい仲間が加わります。
 
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太字と細字を1本にした油性マーカー「マッキー」。1本2役がウリの定番商品に、新しい仲間が加わります。
 
                     太字と細字を1本にした油性マーカー「マッキー」。1本2役が売りの定番商品に、新しい仲間が加わります。段ボールに貼られたテープを裂いて開けられるオープナーが付いた「マッキーワーク」です。ペンに段ボールを開ける機能を持たせたのは、ネット通販時代に合わせた進化だといいます。発売元であるゼブラを取材しました。
 
                
 8月24日にゼブラが発売する「マッキーワーク」。キャップにプラスチック製の黄色い部品が付いていて、その部品を使って段ボールに貼られている粘着テープを裂いて開けることができます。
 マーカーは従来のマッキーと同じ油性インクなので、段ボールや紙への書き込みに適しています。1本で「書く」と「開ける」という2つの機能を兼ね備えているのが特徴です。
 ネット通販の普及など段ボールの使用量が増えるなか、使い勝手のよい商品として企画されたそうです。
 
                
 この新商品について、ゼブラ広報室の担当者に話を聞きました。
 ――なぜマッキーと段ボールオープナーを組み合わせようと思ったのでしょうか
 マッキーは様々な場所に書ける油性マーカーですが、引っ越しや荷分け作業など、段ボールと一緒に使われることが多いと認識していました。
 さらに近年、ネット通販の台頭もあり、段ボールを開けるシーンが増えているのではないかと思い、オープナーと組み合わせたらどうか、と発想しました。
 ――段ボールオープナーは取り外しできますか
 取り外しはできませんが、キャップは通常品と同様に反対側に取り付けることができます。
 ――どういった場面での使用を想定していますか
 ネットやフリマアプリなどでお買い物をされた際に、段ボールで梱包された商品を開けるときや、カッターの持ち込みを規制されている現場、引っ越しのシーンなどを想定しています。
 
                
 ――ベースとなった商品との価格差は
 ベースとなった「ハイマッキー」が税別150円、マッキーワークは税別180円なので、価格差は30円になります。
 ――製品化するにあたってこだわった点は
 オープナーの形状と素材を工夫しました。テープを裂けるよう、ひっかかりのある形状にし、テープに当たる部分は断面の角度を鋭くしています。素材は丈夫で耐久性にすぐれたプラスチックを使用しています。
 オープナーの色は注意を引く黄色を採用。ラベルデザインにも黄色を取り入れています。
 いままで段ボールを開けるのに苦労していた方は、ぜひ使用してみてください! プラスチック製なので家庭での保管はもちろん、オフィスで持ち歩くのも安心です。
 
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