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こうの史代さんから直筆の回答が… 『ギガタウン』ってどんな本？
こうの史代さんと聞いて、映画化された『この世界の片隅に』を思い浮かべた方に読んでもらいたい本があります。
こうの史代さんと聞いて、映画化された『この世界の片隅に』を思い浮かべた方に読んでもらいたい本があります。新作『ギガタウン 漫符図譜』です。マンガ特有の表現記号「漫符」の解説を交えながら、鳥獣人物戯画を現代風にアレンジしたキャラクターを描いた4コマ漫画です。どんな思いで執筆したのか、こうのさんに尋ねると直筆の回答が返ってきました。
漫符って何？
そもそも漫符とは何か？ 漫画で描かれる記号表現のことで、例えば焦りを表現するために額に描かれる汗や、怒りを表現するための頭上の湯気などが該当します。
そんな漫符を集めた、こうのさんの著書が『ギガタウン 漫符図譜』です。例えば、「♪」の漫符については、こう紹介されています。
1. (一つだけの場合) 機嫌が良いこと、楽に何かをこなしている様子を表すことが多い。
2. (複数の場合) 実際に音楽が鳴っている様子を表すことが多い。
漫符1つずつの「用例」を4コマ漫画で紹介してあり、マンガの起源とも言われる国宝「鳥獣人物戯画」のウサギやカエルを現代風にアレンジしたキャラクターたちが描かれています。
朝日新聞出版の雑誌「一冊の本」の連載をまとめた本書。身近に「漫画の読み方がわからない」という人がいたことから始まったそうです。
どんな思いで描いたのか？ こうのさんに質問したところ、直筆の回答が寄せられました。
こうのさんに質問しました
――漫符のことは昔から気になっていたのでしょうか
――漫符に対する思い入れやエピソードがあれば教えてください
――登場する漫符はスラスラと出てきたのでしょうか
――使いたかったけど使えなかった、あえて使わなかった、という漫符はありますか
――お気に入りの漫符やコマがあれば教えてください
――描くにあたって心がけたことは
――漫符やコマ割りなど、こうのさんは読む人のことを考えながら描いているのだと感じましたが
――こうのさんのことを『この世界の片隅に』で知った人にとっては、新鮮な内容と感じる人もいるのではないかと思いました。そういったことは意識しましたか
なぜ鳥獣戯画？
――鳥獣人物戯画を絡めるアイデアについては
――タイトル『ギガタウン』については
――本になって読み返した時の感想は
――これから本を手にとってみたいという人に向けてメッセージをお願いします
こうの史代さんから直筆の回答
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