話題
「ヤンキー」と「ファンシー」の意外な関係 観光地みやげの謎文化
平成初期、バブル景気でノリにノっていた日本に広がりつつも、長らく人々の記憶から消された特殊な文化があります。それは全国の観光地のお土産屋さんで売られていた、「ファンシーな絵」が描かれたお土産。実はこのお土産、「ヤンキー文化」と共に語られることが多いそうです。「ファンシー」と「ヤンキー」……一体どうい

平成初期、バブル景気でノリにノっていた日本に広がりつつも、長らく人々の記憶から消された特殊な文化があります。それは全国の観光地のお土産屋さんで売られていた、「ファンシーな絵」が描かれたお土産。キーホルダーやのれんが中心でしたが、もうほとんど生産されていないといいます。これらを「ファンシー絵みやげ」と名付け、収集・保護している研究家に聞くと、実はこのお土産、「ヤンキー文化」と共に語られることが多いそうです。「ファンシー」と「ヤンキー」……一体どういうことなのでしょうか。
「これ持ってた…」あのお土産
「ファンシー絵みやげ」とは、こんなお土産のことです。
(2) 動物は擬人化され、2頭身の子どもっぽい雰囲気のキャラクターイラストが使用されている(威厳のあるイメージの歴史上の人物も否応なく子どもっぽくされる)

1980年代~1990年代に日本全国の観光地で販売された「ファみやげ」はスキーブームやラッコブームなど、当時の流行を色濃く採り入れながら、日用品や衣服までさまざまな商品で展開されていました。
バブル崩壊をきっかけに、観光客の消費行動は低調になり、土産店からその姿を消すことになります。気付くとそのポジションは「ご当地キティ」に変わってしまっていました。
「観光地を席巻していた『ファみやげ』の中には、当時の『ヤンキー向け』と思われる商品が多数存在する」と山下さんは語ります。

いきなり触れにくいものを…
野口
山下さん
野口
山下さん

野口
山下さん
山下さん

野口
山下さん

野口
山下さん
野口
山下さん
野口
山下さん
山下さん


山下さん
山下さん
野口
山下さん


野口
野口
山下さん
「所帯を持つ」みたいな感じ
野口
山下さん
野口
山下さん
野口
山下さん
野口
山下さん

山下さん
山下さん
野口
山下さん
山下さん
山下さん
野口
現代だったら「マジ卍」
山下さん
野口
山下さん
野口
山下さん

野口
山下さん
山下さん
山下さん
野口
山下さん
山下さん
野口
山下さん
野口
山下さん
山下さん

野口
山下さん
野口
当時のヤンキーとの結びつきから、「小坊主いじり」まで、ファみやげの世界はどこまで広がっているのでしょうか。嚙み応えのあるカルチャーを持ちつつも、お土産屋さんから、また人々の記憶から消えていったファみやげ。
この日の取材の翌日に、山形に調査に向かうという山下さんに、「もしもファみやげが見つからなかったら?」と聞くと、力強い答えが返ってきました。
山下さん
「ウェブメディアびっくりセール」に出ます!
withnews編集部は、ネットを飛び出して21日に東京都世田谷区で開かれる「ウェブメディアびっくりセール」に参加します! 前回(2017年11月)に引き続き、2回目の参加となる今回のテーマは…
これまでさまざまなニュースをフカボリしてきましたが、今度はあなたの耳を「フカボリ」する時がきました!ということで、耳かき出します。
実はこの耳かき、山下メロさんにデザインしてもらいました!


でもこれ、withnewsびっくりセール史上、一番びっくりすることがあったんですけど


お楽しみに!