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本当に食べて大丈夫? 鈴鹿サーキットのお土産が「攻めすぎ」と話題
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)のお土産が、ネット上で注目を集めています。
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鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)のお土産が、ネット上で注目を集めています。
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)のお土産が、ネット上で注目を集めています。真っ黒な「アスファルトラスク」や「タイヤカスさきいか」など、思わず「食べても大丈夫?」と聞きたくなる見た目です。リアルさを追求する理由について、担当者に話を聞きました。
先月29日にツイッター投稿された画像。鈴鹿サーキットで売られているお土産「アスファルトラスク」が写っています。
サーキットの路面をイメージさせる真っ黒なラスクですが、よく見ると白っぽい点も確認できます。
この投稿に対して、「食えるのか?」「まじのアスファルト入ってそうで怖え」「センスがずば抜けてて自分は好き」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万2千、いいねは1万9千を超えています。
また、アスファルトラスク以外にも「タイヤカスさきいか」「タイヤ饅頭」といった商品を挙げている人もいました。
鈴鹿サーキットを運営するモビリティランド(三重県鈴鹿市)の担当者によると、アスファルトラスクは2013年5月から販売しているそうです。
他にもサーキットならではのお土産が存在するのか? 詳しく話を聞きました。
――アスファルトラスクの値段はいくらで、どこで買うことができますか
税込み1080円で、鈴鹿サーキット内の「ぐるめぷらざ」や、サーキットホテル内のロビ-ショップなどで販売しています。
――商品の特徴を教えてください
竹炭を使用し、真っ黒にしたラスクです。アスファルトというと一般的に道路のような黒いイメージがありますが、モータースポーツを行うレーシングコースは特殊舗装アスファルトのため、白い石が多く含まれており、その部分を表面の砂糖でよりリアルに表現しています。国際レーシングコースで実際のアスファルトの撮影を行い、パッケージのデザインに落とし込んでいます。
――他にもユニークなお土産があると聞きました
以下のような商品があります。
【タイヤカスさきいか】(税込み520円)
レースの際にタイヤから発生するタイヤカスを模した黒いさきイカ
【オイルカレー】(税込み540円)
レーシングオイルのように、真っ黒なカレー
【レッドゾーンソース】(税込み520円)
レッドゾーン(タコメーター表示でエンジンの回転数が限界に近い領域)をイメージしたオリジナル激辛ソース
【グラベルペッパー】(税込み720円)
レーシングコースのグラベル(コース脇の車両を停止させる砂)のような調味料
【フォーミュラまんじゅう】(税込み1000円)
フォーミュラマシンをかたどった可愛い饅頭
【アスファルトチョコクランチ】(税込み1080円)
レーシングコースのアスフファルトのようなチョコクランチ
【タイヤ饅頭】(税込み870円)
タイヤのようなかたちの饅頭
この中でも「タイヤカスさきイカ」が大好評です。
――なぜこうしたお土産を企画したのでしょうか?
ご自宅まで持ち帰っていただきたいので、記憶に残る商品の企画を行っています。誰かに渡す際のネタにしてもらい、コミュニケーションツールとして楽しんでいただきたいという思いから、この様なインパクトの強い商品企画に取り組んでいます。
――今後新たに企画している新商品などあるのでしょうか
アスファルトの表面そっくりなイカスミせんべい「アスファルトせんべい」が、4月中旬から発売予定です。
――話題になったことについては
多くのお客様に知っていただき、そして、お手元に届いていることがわかり、たいへん嬉しく思います。アスファルトラスク以外にも、鈴鹿サーキットならではのオリジナリティーあふれるユニークな商品を数多く開発・販売しております。鈴鹿サーキットに遊びに来ていただいた際は、遊園地やレースだけでなく、お土産探しも楽しんで下さい。
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