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#24 城崎広告「会社員のモヤモヤ」

机のティッシュが知らず知らず無くなる… 対策ってした方がいいの?

目次

 サラリーマンの日々をキャラ化した「城崎広告」のメンバーが日頃感じている疑問を、withnews編集部がフカボリ取材する「会社員のモヤモヤ」。23回目は「オフィスでの所有物の管理」についてです。
【「withnews」×「城崎広告」コラボの経緯はこちら】

今回の登場人物

千歳原教次
40歳の営業部部長。経験豊富で、他人に厳しく自分にはより一層厳しい。趣味はオーディオとバイク。

 

水上芳樹
企画部所属の33歳。妥協を許さぬ審美眼の持ち主で、広報やアートディレクションでも手腕を発揮。趣味はおうちエステと観劇。

 

菱乃木賢悟
事業推進部所属の32歳。新たな価値とガジェットを創造し続ける天才肌のメカニック。趣味は工作と家電新製品チェック。

 

水上

仏の顔も三度というけど、賢悟くん、君の場合は三回じゃきかないよね?

 

菱乃木

あはっ、ごめんごめん! 芳樹クンのデスクって必要なものがキレイに揃ってるからつい!

 

千歳原

つい、じゃないだろう、まったく。デスクまわりの無断拝借問題は、前の会社でも気にはなっていたんだが……

 

水上

千歳原さんのデスクはすっきりしていますね。もしかして……

 

千歳原

ああ、まあな。よし、今回はこの件について取材してもらおう。

 多くの会社員にとって、会社は長い時間過ごす場所です。デスクが決まっている人は、必要なものを机上に置いておくことが多いと思います。花粉症の季節にはティッシュ、風邪が流行る頃にはのど飴といった備えがありますが、席を離れて戻ってくると、無くなってしまった!という経験、思い当たる人もいるのでは。
 ない人もこの先できれば経験したくないですよね。どのような対応をしておくのが良さそうか、マナー講師や秘書検定面接官を務める杉本直鴻さんに話を聞きました。

杉本直鴻さん
杉本直鴻さん

必要なときに、必要なものだけを

 公の場にあたるオフィスの机上から、大小問わず物が無くなってしまう…という経験をしたことがある人は悲しいことに多いのではないでしょうか。
 
 ただ、理由は状況によって様々だと思います。置き忘れや、貸したまま忘れてしまっていた…といった自分自身に原因があるものから、誰かが知らない間に持って行ってしまった…といった周りの人に起因することもあるかもしれません。
 原因やケースは、オフィス環境やそこにいる人によって多種多様です。しかしながら、対応方法としては共通しており、「必要なときに必要なものだけを机の上に置く」。これだけです。 
 その時点で取りかかっている仕事以外の資料や、関係のないものは置かず必要なときにだけ取り出すようにする、という対応です。
 
 これまで机上に常備していたものを、片付けるのは面倒だと思うかも知れませんが、物を無くさないための対策と併せて、情報セキュリティの観点からも重要な対応といえます。
 見られて問題の無い資料もあるかと思いますが、業務に関する内容であれば関係者以外には内容は見えないようにしておくことが望ましいです。こちらをルール化して取り組んでいる企業もあります。
 また、所有者を見える化しておくことも一つの有効な手段です。例えば、ティッシュであれば名前を書いておく、携帯の充電器のコードにネームホルダーを付けておく、といった対応です。中には、会社の共有物、備品だと思って使っている人もいるかもしれません。

 

千歳原

間違いが起こらないように、そもそもデスクの上をクリアにしておく。やはり究極的にはそれが一番ということだな。

 

水上

千歳原さんはそれを実践しているんですね。とはいっても、僕にとってはデスクに出しているものはすべて必要なもの、それを踏まえて整頓しているんですが。

 

千歳原

まあ、お前の場合はとくにな……必要なものがひとより多いのは事実だな。

 

水上

名前を書くというソリューションも理解できますが、さすがにすべてに記名するのはちょっと……

 

千歳原

美意識に関わるのか……

借りたいときは一声かける

 とはいえ、自分が借りたい立場のときもあると思います。花粉症でどうしても急ぎでティッシュがほしい…!というときもあるでしょう。何でも大丈夫というわけではないですが、所有者に一言断って借りれば問題になるケースは少ないと思います。
 
 もし気になるようであれば、後からお礼にちょっとしたお菓子などを持参するとより好感を持ってもらえます。過去に思い当たる節がある人も、これからでも遅くないので一度しっかりとお礼を伝えるようにしましょう。
 また、企業として対応ができるようであれば共有物として経費で購入するというのも一つの対応策として非常に有効です。飴やティッシュ、文房具などの消耗品であればそこまで費用負担も大きくはならないでしょう。
 些細なことですが、物が無くなると職場のコミュニケーションがぎくしゃくしてしまうきっかけにもなりうるので、予算を充てて対策をする価値はあるのではないかと思います。
 
 借りる側も借りられる側もいろいろな事情、思いがあると思います。同じ職場の人ですのでお互い様の気持ちを持ちつつ、コミュニケーションの行き違いがないよう対応していきたいですね。

 

菱乃木

ボクの場合、いつも緊急なんだよー! てことで、これからは芳樹クンにお礼の気持ちをこめてプレッツェルを置いていくことにするよ!

 

水上

ちょっと、むき出しのプレッツェルを僕のデスクに放置しないでくれるかな! だいたい、そんなことしたら湿気るし、衛生的じゃないよ。

 

菱乃木

ちょっと湿気たプレッツェルも食感が変わって美味しいんだけどなー。まあいいや。それから共有物として経費で購入してもらうっていうのはいいかもね。数臣クンにおねだりしてみよっかな。

 

水上

賢悟くんはそれでいいかもしれないけど、僕は使うものすべて、こだわりを持って選んでいるから、共有物としてはそぐわないんだよ。

取材を終えて~「城崎広告」より~

 

千歳原

いくつかの対策を提示してもらったが、うちの場合、まずは断りをいれることを徹底すべきだと俺は思う。賢悟、肝に銘じておけ。

 

菱乃木

はーい。ごめんね芳樹クン、今度から一声かけるようにするから、許して!

 

水上

一声かければいいと思われても困るけど、今よりはマシになりそうだね。

 

千歳原

それから、水上のこだわりはともかくとして、共有物として用意すべきものについては菅原にも話して検討しよう。こういったトラブルで社内の士気が下がるようではマイナスの方が大きいからな。

 

菱乃木

さっすがちーサン! じゃあ、ボクの欲しいものリストアップしとくね! あっ、いっそプレッツェルも共有物にしちゃう?

 

水上

賢悟くん、君にはこの状況について自覚と自省を求めたいんだけど?

 

千歳原

水上の言うとおりだ。調子に乗ってもらっては困る。

 

菱乃木

二人とも、顔がコワイよー!

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