話題
「書道バッグ」驚きの進化 普段使いできそう…アタッシェケース風も
「書道バッグ」と言われて、どんなものをイメージしますか?
話題
「書道バッグ」と言われて、どんなものをイメージしますか?
「書道バッグ」と言われて、どんなものをイメージしますか? 黒を基調とした四角いバッグを思い浮かべた人もいるかもしれませんが、最近では普段使いできそうな、おしゃれなものが増えているそうです。販売しているメーカーに話を聞きました。
今月3日にツイッター投稿された画像。そこには書道セットのカタログのようなものが写っています。
リボンがついたハンドバッグのようなものから、アルミ素材のアタッシェケース風、オールレザー風のバッグなど、おしゃれなものが並んでいます。
この投稿に対して、「私の知ってる書道セットじゃない」「普通にカバンとして使って欲しい」といったコメントが寄せられ、リツイートは4万、いいねは5万を超えています。
この書道セットを販売しているのは、教材総合メーカーの株式会社はくぶん(大阪府門真市)です。
「話題になっている書道セットは主力商品です。昔ながらのシンプルなものもラインナップしていますが、それほど売れていません」と担当者は言います。
おしゃれな書道バッグを販売し始めたのは、今から10年ほど前。他メーカーが有名キャラクターやスポーツブランドのバッグを発売したのに対して、自社商品にこだわって企画したそうです。
「私たちは直接販売ではなく、学校の紹介を通じて売っています。それだけに当初は心配しながらのスタートでした」
一部の学校からは「個性的なバッグではなくシンプルなものを」といった要望があるそうですが、発売直後から好調に売れ、ラインナップを拡大してきたそうです。
「昔は『白は汚れるから』と敬遠されていましたが、あえて商品化したこともあります。子どもたちもそうですが、やはり親御さんがおしゃれで『子どもが喜ぶものを』という傾向があるようです」
話題になったことについては、こう話します。
「ベタな表現ですが、子どもたちに喜んでもらおうという気持ちで作っているので、うれしい限りです」
1/13枚