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連載

#1 いま「銭湯」がアツい

サウナーが味わう「ととのう」の境地「銭湯神」ヨッピーと語り尽くす

サウナブームを語る「銭湯神」ことヨッピーさん
サウナブームを語る「銭湯神」ことヨッピーさん 出典: 朝日新聞

目次

はじめまして。

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 朝日新聞阪神支局の吉沢英将(27)と申します。突然ですが、みなさんはサウナに行っていますか?

 「この記者頭おかしくなったの?」

 「サウナとかむさ苦しい全裸のおっさんが集まる場所だろ」
 
 とか思った方もいらっしゃるでしょう。
 ドライな反応は織り込み済みですが、そう思った方々は人生の99.9%は損していますね。

 断言します。サウナとは世界最強のリラクゼーションです。

 私は休日や当直勤務後、だいたい月6、7回はサウナに通うヘビーサウナーなのですが、体も頭も心もリフレッシュできています(※サウナー…サウナ愛好家のこと)。まだサウナを知らなかった1年半前と今では、原稿を出す量はだいたい3倍にはなりましたね。(※検証しないでください)

 サウナの悦びを味わってからというもの、私は職場の後輩をサウナに引き連れ、サウナー化させてきました。でも、もうそれでは飽き足りません。この記事はまだサウナに行ったことのない不届き者をサウナーにすべく、私がただただサウナの素晴らしさを語らせていただくものです。

 そのためには、私がいかにしてサウナにはまったかを話さねばなりません。

覚醒

 昨年の夏、私が夏の高校野球の取材をしていたある日のことでした。

 酷暑の中、連日の取材で私の疲労はピークに。翌日は待ちに待った休養日だったので、大きい風呂でゆっくり休もうと向かったのが、神戸・三宮にある「神戸サウナ&スパ」でした。

 ここが、私の「産湯」となりました。

愛する神戸サウナ&スパ。ここがなければ今の私はありません
愛する神戸サウナ&スパ。ここがなければ今の私はありません

 そういえば、サウナと水風呂に繰り返して入ると疲れがめっちゃとれるって記事をネットで読んだな…。
 
 そんなことを思い出し、普段はめったに入らないサウナにチャレンジしてみました。

 室内の温度は110度。
 暑いけど、室内の木のにおいが気持ちいい…。

 「ロウリュ」も初めて体験しました。
 熱した石に水をかけて蒸気を出すことをいいます。

 蒸気が充満した室内で、「熱波師」がタオルをあおいで熱風を送ってくれます。体感温度は一気に上がりますが、アトラクションのような楽しみもあり、10分ほどサウナの中にいることができました。

 いざ水温17度の水風呂へ。

 それまでは「おっさんたちはなんでこんな冷たくてしんどいものに入るのか」と敬遠していたものですが、サウナで体が温まっていれば、2分間もつかることができました。むしろ、羊水に包まれているような感覚。こんなに気持ちいいものだったとは…。

 3セット目のことでした。
 水風呂に入っていると、どんどん鼓動が高まってきました。
 「体調がおかしいのかな」と思った、その時でした。

 あ。


 チャクラ開きました。


 ととのったあああああああああああああ。

 体全体に感じていた倦怠感が全て抜け、僕の体はまるで水風呂と一体になったよう。多幸感に満ちあふれ、心もまるで菩薩のように穏やか……。ええ。ヘブン見えました。(※ととのう…サウナと水風呂で体が浄化されたような爽快感のこと)

 あまりの体の変化に驚いた私は、そばにあったベンチにぼうぜんと座り込んでしまいました。まわりの人たちには、僕の姿がまるで即身仏のように見えたことでしょう。


 まるで抜け殻のようになった体を引きずり、店を出るとき思いました。「また来なきゃいけない」と。

 翌日も普段より体が軽く、サウナ効果を改めて実感。以来、暇を見つけてはサウナへ行くというライフスタイルを確立するにいたりました。

サウナブーム、到来

 ここまでつらつらと書いてきましたが、実はいま、空前のサウナブームなんです。色々なメディアでサウナが取り上げられています。

 例えば、フィギュア「コップのフチ子」の生みの親としても知られる漫画家、タナカカツキさんがサウナについて描いた「マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~」(講談社)。私の大学時代の後輩女子も「サ道で描いていた『ととのった』が知りたくて、最近サウナに通うようになった」という影響力のある、サウナー界のホーリーバイブルです。

マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (モーニングコミックス)

 この他にも、サウナ専門雑誌「saunner」(小学館)や、日本全国のサウナを検索できるポータルサイト「サウナイキタイ」なども生まれています。日本サウナ・スパ協会は「メディアのおかげでサウナに対するイメージが変わってきたのか、若い人が来るようになりました」と言います。



小学館ムック saunner (サウナー)

 私が愛する神戸サウナ&スパも「これまでは深夜に仮眠をしにうちに来る若いお客さんは多かったですが、今は純粋にサウナを楽しみに来ている若いお客さんが多いです。3、4人のグループで来ることが多いですね」とのことです。

 神戸サウナ&スパでは若者を取り込むキャンペーンをしていて、学生はフリータイムの料金が2700円から2000円に。これからやってくる大学受験シーズンに向けては「大学や大学院の受験票を持ってきた学生さんはタダ」というキャンペーンをするそうです。

 どうです? 
 若い人たちもサウナに行っていて、サウナ側もウェルカム。ハードルが低くなった感じがしてきませんか?

学生を呼び込む神戸サウナ&スパののぼり。素晴らしい心意気です
学生を呼び込む神戸サウナ&スパののぼり。素晴らしい心意気です

導師に会いに行く

 この記事を書きながら思いました。サウナについてのネットの記事を読んだことが、私のサウナライフの始まりでした。

 サウナの素晴らしさを伝えてくれた「導師」に、感謝の気持ちを伝えたい…。
 サウナに一緒に入りたい…。


吉沢「東京にサウナの取材に行ってきます」

支局長「は?」

 というわけで、やってきたのは東京・鶯谷にある銭湯「ひだまりの泉 萩の湯」。

 私の導師行きつけの銭湯なんだそうです。わざわざ出張して来たはいいものの、緊張する…。恐れ多い…。何より、早く一緒にサウナに入りたい…。

 「どうも~~~~~~!ヨッピーでーーーーーーーーーーーす!!!」

 でたーーーーーーーーーー。
 神だーーーーーーーーーーー。

 ヨッピーさん。「ネットで一番数字を持っている」と言われる、泣く子も黙る超売れっ子ウェブライター。銭湯やサウナについての記事も多く、自ら「銭湯神」と名乗ります。

吉沢「きょうは本当にありがとうございます!!! 銭湯神である師匠に会うために、兵庫からやってまいりました! あなたのおかげで、私は救われました。いや、私だけじゃなく、全人類が救われています!」

ヨッピーさん「本当にそうなんですよ。僕は銭湯とかサウナをおすすめすることで色んな人を間接的に救っていましてですね、おかげさまでめちゃくちゃ体調良くなりました!とかお礼のメールとかめっちゃくるんですよ。まさに救世主(メシア)ですわ……。そんなメシアが人助けのあいまにわざわざやって参りましたので、今日はよろしくお願いします」

吉沢「しかもきょうはヨッピーさんが絶賛していた萩の湯に入れるので、めっちゃ楽しみにしていました」


ヨッピーさんが萩の湯について書いた記事はこちら
 約4千字で萩の湯への愛を語る。サウナのように熱がこもっています。

 
萩の湯では携帯の充電器まで貸してくれる
萩の湯では携帯の充電器まで貸してくれる

ヨッピーさん「萩の湯さんはサービスを提供する心意気にあふれた銭湯なんですよね。例えば自転車の空気入れが置いてあるし、雨の日にはサドルをふくタオルまで置いてあるんです。浴場の床を掃除する頻度も多くって」

吉沢「清潔かどうかはサウナ選びにおいて重要ですよね~」

ヨッピーさん「そうそう。地味だけど大切なことですよね。一般的には銭湯っていま経営が危ないところも多くてばんばん廃業していますし、『銭湯文化を守らなきゃ!』みたいな動きもあるんですけど、僕の肌感覚では勝ち組の銭湯と負け組の銭湯の間で明暗がすぱっと分かれてる気がします。お客さんを呼び込むにはやっぱり自助努力は必要じゃないかと」

吉沢「そうなんですか」

ヨッピーさん「そうそう。昨日、高円寺にある小杉湯っていうところに行ったんですけど、すごく込んでいて。水風呂なんか3人で入ったらいっぱいなくらいなのに、5人くらいがぎゅうぎゅうに入っていて、さらには立って待っている人もいるみたいな。ここもそんな勝ち組の銭湯です。小杉湯さんはイベントやったり企業とコラボしたりで色んな取り組みをしてるのでその効果が如実に出てるといいますか」

萩の湯オーナーの長沼雄三さん
萩の湯オーナーの長沼雄三さん

萩の湯オーナー・長沼雄三さん「ヨッピーさんご無沙汰しています。おかげさまで店も軌道に乗りまして、記事を書いてもらってから大反響です。ヨッピーさんの記事が出るまでお客さんは1日900人くらいだったんですが、今は1日1100人ちょいくらいですよ」

吉沢「(銭湯神は客だけじゃなくて銭湯自体も救っている…)」

ヨッピーさん「いえいえとんでもないです!萩の湯さんは値段も安いんですよね。2ちゃんねるの銭湯スレとか見たらみんな萩の湯さんのこと絶賛してますからね。『東京のスーパー銭湯は高いんだよな』なんてコメントを誰かがつけると、「萩の湯があるでしょ」ってみんな言うんですよ。マジでこの値段でこれだけの施設っていうのは異常……!」

吉沢「(萩の湯愛を語り出すと止まらないな…)」

萩の湯の料金表。銭湯料金だからすごく安い!
萩の湯の料金表。銭湯料金だからすごく安い!

ヨッピーさん「観光客がキャリーケースをとめられる鍵も用意しているし、朝湯もできるから夜行バスに乗って東京に来る人が、リフレッシュにひとっ風呂浴びてから用事に取り掛かれるじゃないですか。いや~、行き届いてるわ~~~!」

吉沢「(ちょっと話長いな…)」

ヨッピーさん「スマホの充電器も借りられるし、普通の銭湯だとちょっと理解できないクオリティーですよね。食堂で出す食べ物も冷凍食品みたいな感じじゃなくて、厨房できちんとつくってるものですからね。Wi-Fiも通ってるからパソコンで作業もできるし………ビールも色んな種類があるし……」

生き生きと萩の湯の食堂を紹介するヨッピーさん
生き生きと萩の湯の食堂を紹介するヨッピーさん

吉沢「ヨッピーさん」

ヨッピーさん「はい」

吉沢「早くサウナに入りたいです。サウナ、行きましょう」

ヨッピーさん「ああ、すいませんすいません」

銭湯神・ヨッピーさんのサウナ解説 出典: 朝日新聞

いざサウナへ

吉沢「ほどよく乾いた気持ちいいサウナですね。すごくきれいですし」

ヨッピーさん「こんだけでかいサウナって普通の銭湯だとまあないですよね」

吉沢「ヨッピーさんは銭湯には週何回くらい行くんですか」

ヨッピーさん「まじで週6、7回は行きますよ。1日2回行くケースもあって、昨日なんかは新宿のテルマー湯で仕事して、夜は小杉湯に行きましたし。僕、物欲とかそんなに無いし、良いもの食べたい、みたいな欲も全然ないので普段そんなにお金使わないんですけど、銭湯が僕の唯一のぜいたくで、サウナ代とかちょっと離れたスーパー銭湯攻めるのに借りるカーシェア代とか、そういうのも諸々ひっくるめたらお風呂関係で月4、5万円使ってる気がする」

吉沢「さすが銭湯神。サウナや銭湯に目覚めたきっかけはなんだったんですか」

ヨッピーさん「もともと銭湯好きだったんですよ。大阪の下町育ちで、家にお風呂がない家庭の子供も多かったから地元の友達とちょくちょく銭湯に行ってたんです。そういうなつかしさもあって銭湯にポジティブなイメージがあって……。あつい!そろそろ水風呂行きましょうか」

吉沢「水風呂も広くて気持ちいいですね~」

ヨッピーさん「萩の湯は水風呂に入るお客さんも多いんですけど、水風呂が大きいからあんまり人が多く感じないんですよ。で、サウナに目覚めた一番でかい理由が水風呂の気持ち良さを知った時なんですよ。よし、じゃあ外気浴行きましょう」

(※外気浴…露天のベンチなどで休憩すること)

ヨッピーさん「それで、水風呂に入り出してから、次の日の体の軽さを実感するようになったんですよ。僕サウナと水風呂の交互浴で最大ヒットポイントが上がるって言い方をするんです。普通が100だとするじゃないですか、それが銭湯行くと120になるんですよね」

吉沢「なるほど」

ヨッピーさん「サウナでととのう、っていう感覚がよくわからないって人がよくいるんですけど、小学校のプールの授業の後、みたいな感覚に近いなって思ってて。小学校のプールの水って冷たいのに、出た後は体ぽかぽかしてません?」

吉沢「しましたね!」

ヨッピーさん「それでもってめっちゃ眠かったじゃないですか。今考えるとあれととのってたんじゃないかって思いますね。交互浴して水風呂でシメたらぽかぽかするし、眠いと。一緒ですよね」

吉沢「そうそう、何より水風呂に入ることが大切なんですよね。僕の場合、最初にととのう感覚を味わった時は衝撃そのものでしたね。トランス状態」

ヨッピーさん「おお素晴らしい素晴らしい」

ヨッピーさんと一緒にととのった瞬間
ヨッピーさんと一緒にととのった瞬間

吉沢「でもほんと、サウナに通い始めると人生変わりますよね?」

ヨッピーさん「サラリーマン時代は特に救われましたね。7年間くらいで辞めたんですけど、逆に言えば銭湯のおかげで7年勤められたというか。サラリーマンって、仕事終わりました、飯食って帰って寝ます、また起きたら仕事です、の繰り返しでつらいじゃないですか。でも銭湯に行くことでリセットされるんですよ。仕事だらけでフル回転してた脳味噌のスイッチを強制的にオフにして脳味噌を休ませられる、みたいな」

吉沢「わかります……」

ヨッピーさん「息抜きの時間を毎日取ることが大事だと思うんですけど、僕は銭湯で息抜きできたんですよね。オフの時間をちゃんとつくることで、オンの時間で頑張れるんですよ。息抜きはお酒っていう人も多いと思うんですけど、まあ毎日飲みに行くのはお金もかかるし、寝酒ってあんまり健康に良くないって言うじゃないですか。その点銭湯は安いし、寝つきもよくなるし。デメリットないですよね」

吉沢「同意しかできません。ヨッピーさん、そろそろまたサウナ行きましょう」

サウナは世界を救う

吉沢「話は変わりますが、サウナって結構特徴的な人たちがいますよね。顔を完全にタオルで覆ってる人とか、水風呂でほぼ水死体状態でうつぶせに漂ってる人だとか」

ヨッピーさん「まあ普通にいるって感じですよね。タオルで言えば、僕はサウナに入る時はなるべく金○にタオルをかけるようにしてますね。金〇の温度が上がり過ぎると精子が死んじゃうって聞くんで」

吉沢「オーソドックスですよね。サウナ失敗談なんてありますか?」

ヨッピーさん「いいことしかないですけどねえ。強いて言えば交互浴しすぎて気持ちよくなりすぎて仕事する気がなくなる、とかかなあ。仕事前に行く時はそこまで水風呂に入らないようにしてます。その後仕事にならないので……。後はサウナや銭湯に行きすぎて奥さんにぶつぶつ怒られるくらいかなあ。『また~?』みたいな」

吉沢「それ超わかります。新婚なんですが、『サウナの取材に今度行く』って言ったら、『そこまでやるの』って。完全に引いてました」

ヨッピーさんは熱い風呂と水風呂を交互に入ることも大好き
ヨッピーさんは熱い風呂と水風呂を交互に入ることも大好き

ヨッピーさん「うんうん。でも僕は今後、サウナは世界の文化になっていくんじゃないかと思うんですよ」

吉沢「世界の文化?」

ヨッピーさん「世界中で大流行するんじゃないかってことですよね。もちろんフィンランドやドイツなんかでは割と一般的ですけど、世界的に見るとまだまだそこまで一般化してないといいますか。今、日本では『銭湯やサウナが流行ってる』って言われてますけど、『流行』で収まるものではないと思うんです。一度はまったら抜け出せないですし、中毒になりますからね。一過性のブームじゃないでしょと思っているんですよ」

吉沢「たしかに」

ヨッピーさん「今はSNSもあるしインターネットで情報発信できるから、情報が国境も超えやすいじゃないですか。サウナとか銭湯、温泉がどんどん世界に伝播して、最終的には大分の別府が世界の一大スパリゾート地になって、ラスベガスみたいになるんじゃないかと思ってます。だから今の内に別府の土地を買っておかなきゃ!って割とマジで思ってますよ!」

吉沢「なるほど(笑)。私も思ってることがあって、サウナを出た後って、何もかも許せる心境になるじゃないですか。世界中にサウナや銭湯の文化が根付いてみんながそんな気持ちになれたら、ゆくゆくは世界平和が実現するんじゃないかと思うんです」

ヨッピーさん「そうそう本当そうなんですよ。イライラしなくなるし、何でもまあいいやって思えるし、まさにラブ&ピースですよね」

導師からのお言葉

吉沢「せっかく導師と会うことができたので、一つ悩みを聞いてもらいたいんです」

ヨッピーさん「ええいいですよ」

吉沢「サウナに通い始めてかれこれ1年半なのですが、最近、「ととのい度」が低くなってきたんです。最初の感動をなかなか味わえなくて、さみしいんです。どう乗り越えればいいでしょうか」

ヨッピーさん「ええ~、僕全然そんな感じにならないなあ。そうしたら、聖地・サウナしきじ(静岡)に行くしかないかもしれないですねえ。天然水の滝の音が雑念を消してくれますよ。ぜひ自分を追い込んでみてください」

吉沢「ありがたいお言葉…。ぜひ行ってみます! 最後に、まだサウナの喜びを知らない人たちに、メッセージを送ってもらえますか?」

ヨッピーさん「自分の体調と相談しながらにはなるとは思いますが、だまされたと思ってサウナと水風呂にチャレンジしてほしいですね。こればっかりはやってみないとわからないですから。もちろん無理は禁物ですよ!」

吉沢「人類は、しかとこの言葉を受け止めてほしい。今日は本当にありがとうございました!」

 いかがでしたでしょうか。ここまで読んでくださった方はもうサウナに行きたくなってうずうずしていることでしょう。

 とはいえ、高血圧の人や飲酒した人などがサウナや水風呂に入るのは注意が必要です。自分の体調と相談してトライしてみてください。そして、汗を流さず水風呂に入るなどのマナー違反はNGですよ。

 そんな条件さえクリアできれば、「ととのう」という天国への階段は、あなたにも開かれています。

《取材協力》
・神戸サウナ&スパ
・ひだまりの泉 萩の湯
※浴室内の撮影は、特別に許可を得ています

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