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「考えるセイウチ」が可愛すぎる! 何に悩んでるの?シーパラに聞く
ロダンの彫刻「考える人」にそっくりなポーズをとるセイウチの動画が、ネット上で注目を集めています。
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ロダンの彫刻「考える人」にそっくりなポーズをとるセイウチの動画が、ネット上で注目を集めています。
【ネットの話題、ファクトチェック】
ロダンの彫刻「考える人」にそっくりなポーズをとるセイウチの動画が、ネット上で注目を集めています。あごに前ヒレを当てたポーズのまま、水中の同じ場所で回転しているのです。いつごろから、何のためにこのポーズをとるようになったのか? 飼育している横浜・八景島シーパラダイスに話を聞きました。
今月2日にツイッター投稿された動画。水槽の中にいるセイウチが水面から頭を出して直立しています。
よく見ると、右の前ヒレをあごの下に当てた姿勢で、ほぼ同じ場所でクルクルと回転している様子が確認できます。
この投稿に対して、「僕が行った時も考えてました」「私も2011年に撮影してる……まだ答え出ないんだ」といったコメントが寄せられ、リツイートは6万、いいねは12万を超えています。
このセイウチの名前は「ピコ」です。体重500キロのメスで、年齢は推定24歳。2007年から横浜・八景島シーパラダイス内の水族館「ふれあいラグーン」で飼育されています。
「ふれあいラグーンに来たときはすでにこのポーズをとっていたので、10年はやっていることになりますね」と広報担当者。
1日に何度もこのポーズを見せるそうなので、かなりの確率で見ることができるといいます。
理由はわかっておらず、飼育員の間では「あのポーズが落ち着くのかな?」と推測しているそうです。
毎年秋には、ピコが「考える人」「ビーナスの誕生」などの名作のポーズを披露する「セイウチ美術館」を開催。この催し以外にも、毎日ピコとふれ合える時間が設けられているといいます。
話題になったことについて、広報担当者はこう話します。
「ピコの可愛さを知ってもらってうれしいです。これを機会に、ぜひ横浜・八景島シーパラダイスにお越しください」
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