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お店の味を自宅で…って、あのカウンターも? 一蘭のお歳暮が面白い
博多の代表的なとんこつラーメン店として知られる「一蘭」が、ちょっと変わったお歳暮を売り出しています。
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博多の代表的なとんこつラーメン店として知られる「一蘭」が、ちょっと変わったお歳暮を売り出しています。
博多の代表的なとんこつラーメン店として知られる「一蘭」が、ちょっと変わったお歳暮を売り出しています。もちろんラーメンは入っていますが、その化粧箱を組み立て直すと「味集中カウンター」に変身するのです。
そもそも「味集中カウンター」とは何か? カウンター席に仕切りが設けられていて、周りを気にせずにラーメンに集中してもらおうという一蘭の店内システムです。
誕生のきっかけは、代表の吉冨学さんの食堂でのアルバイト経験にあるといいます。
3日続けて来店した常連客に連日、吉冨さんが作ったラーメンを提供。吉冨さんが作っているのを見られたときは「君の味はまだまだだな」と言われたそうですが、「大将がつくりました」と言って出すと「美味しい」と言われたそうです。
「誰が作ったかによって味の感じ方が変わる」ということに加えて、多くの女性は周りからの視線を感じながら食事をすることに抵抗を感じるという調査結果も考慮し、味集中カウンターが誕生したそうです。
そんな味集中カウンターを自宅で再現できるのが、今月発売された「一蘭のお歳暮 極上セット」です。
「一蘭ラーメンちぢれ麺」と「一蘭ラーメン博多細麺ストレート」が計6食分入って価格は税込み3500円。公式サイトの通販限定商品です。
ラーメンが収められた化粧箱を組み立て直すと、簡易型の味集中カウンターに変身。店舗内に設置されている、味へのこだわりなどが書かれた「講釈パネル」や、替え玉の時などに使う「呼び出しボタン」なども再現しています。
企画の狙いについて、広報担当者は「商品を美味しく召し上がっていただくだけでなく、ちょっとした楽しさを感じていただきたいと考えました」と話します。
試作を重ねて、誰でも作れるように工程を減らし、できるだけわかりやすく工夫したという化粧箱。「味集中カウンターの雰囲気を自宅で味わうことができます。このお歳暮で大切な方へ日頃の感謝の気持ちを伝えていただければ幸いです」と広報担当者は言います。
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