ネット転売、法的に問題ないの? ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが描きました。


近年はフリーマーケットやオークションのサイトが発達。家電や玩具などあらゆる商品が転売しやすくなり、利幅も増えました。スマホでも転売仲介アプリが普及。仕入れや販売が手軽になり、参入の間口が広がったことが背景にあるようです。

通販大手のアマゾンには直販商品と第三者の委託販売品があります。同社はここ半年ほどで、第三者の出品審査基準を厳しく見直しました。希望小売価格を上回る委託販売品には「!」マークをつけ、「販売価格をご確認下さい」と注意を促しています。
ヨドバシカメラでは、同社のオンラインショップで同じ商品を何個も頼む不自然な客がいた場合、注文をキャンセルすることがあります。担当者は「本当にその商品が必要なお客様に届けられなくなる」と話します。

しかし、ネット転売に詳しい弁護士によると、ネット空間や小売店は公共の場と見なされないため、せどりは合法というのが一般的な解釈だといいます。

【よしたに・こうへい】 漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。漫画アクションで「あきたこまちにひとめぼれ」を連載中、月刊ヤングマガジンの連載「ナナメにナナミちゃん」の単行本1巻が発売中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に。