今日から1分間スピーチを始めます。
かた苦しい話ではありません。
読んだらすぐにやりたくなるような「ちょい知恵」。
これを語っていこうと思います。
さて初日の今日は、「小銭を見たら、ありがとうと言え」というちょい知恵。
と言っても、100円や10円玉に感謝しろというのではありません。
ご存知の方も多いでしょう。
「ありがとう」をたくさん言うと人生が好転するというお話。
実証データは全くありませんが、感謝は元々ポジティブなもの。
それを人に対して言い続ければ、周囲をなごませ、自分もちょっといい気持ちになれる。
これは間違いなさそうです。
ところが実践してみると、案外むずかしいのです。
「ありがとう」という機会がない。
あってもすぐには声がでない。
無理していうと、スットンキョウな声になる。
日頃いかに、感謝を忘れ、傲慢な生活をしていたかを思い知らされます。
そこで考えたのが、毎日の生活の中で、小銭を出す瞬間に必ず「ありがとう」というクセづけでした。
タクシーから降りるとき、コンビニでおつりをもらうとき、飲み会の席で幹事から釣り銭をもらうとき、しっかりと「ありがとう」ということ。
これなら躊躇しないですみます。
最近は、コンビニや病院で、店員や会計係の人たちに心ない言葉を言う人が増えている。
それが社会問題にまでなりつつあります。
そこまでいかなくても、忙しいとつれない態度をとってしまいがちです。
こうしたちょっとした独りよがりが生活のあちこちにでてくると、なんとなく人が遠ざかり、運気もきっと落ちてくる。
まずは見知らぬ人との間で、小銭のやりとりがあったなら、しっかりと「ありがとう」と言う。
そのクセをつける。
やがてあなたの「ありがとう」は、小銭を離れて、生活のあらゆる場面で使うことのできるようになる。
あなたは日本語の中でも最強の言葉「ありがとう」の使い手になれるはずです。
小銭をみたら、ありがとうと言え。
今日の言葉のちょい知恵をお試しあれ。
ご清聴、ありがとうございました。