美容整形って、どう思いますか? かわいくなれるならいい? 親にもらった体にメスを入れるなんて? 20代以下では抵抗のない人も増えているようです。なぜでしょうか。整形によって、理想の顔や人生をめざす女性を応援する「整形シンデレラオーディション」を企画した湘南美容外科クリニックの富田聡さん(44)に聞きました。(朝日新聞記者・船崎桜)
「ゴールは美しくなることじゃない」
――2016年に始まり、数百人の応募がある整形シンデレラ。面談や合宿で他の出場者と交流しながら、無料で整形を受けることができる「ファイナリスト」が選ばれます。みなさん整形後にはスポットライトをあびて、ランウェイを笑顔で歩いていました。いじめなどを経験した方も出場していましたね。企画者である富田さんのねらいは何ですか?
富田さん
富田さん
「整形って気持ちの問題」
――整形をきっかけに、心が変わることがあるんですね。
富田さん
富田さん
「僕自身も整形しているんです」
富田さん
――え!
富田さん

――たしかに、目元が違いますね。
富田さん
富田さん
「整形依存症になるなよ」
――整形シンデレラに出場した方はみなさん「整形してよかった」と言ってますか?
富田さん
富田さん
富田さん
「20代以下は、10年間で16倍以上に」
――整形を受ける人は増えているんでしょうか。
富田さん
富田さん

「あきらかにSNSの影響が大きい」
――急増の理由は?
富田さん
富田さん
「問題は、友達と一緒に写ること」
――SNSが若い世代の価値観を変えているんですか。
富田さん
富田さん
富田さん
富田さん

「否定している人のことを悪く思っていません」
――それでも、「整形なんて…」という否定派もいますよね。
富田さん
富田さん
富田さん
「なんでもできるわけじゃない」
――なぜ依存してしまう人がいるのでしょうか。
富田さん
富田さん
「コンプレックスを味方に」
――依存しないためには、どうしたらいいのでしょう。
富田さん
富田さん
「本来持っている性格を出せるきっかけに」
――この夏には第3回整形シンデレラオーディションを開催します。
富田さん
富田さん