コラム
広がるビットコイン、でも心配も… 漫画家夫婦が描く「仮想通貨」
漫画家夫婦が「ビットコイン」について描きました。

仮想通貨「ビットコイン」の導入が徐々に広がりつつあります。ツイッターに投稿した漫画「戦国コミケ」が話題になった漫画家・横山了一さんと、「発酵かあさん」で知られる妻で漫画家の加藤マユミさんが、夫婦で描きました。

国内では小売店や飲食店が決済手段として導入し始めていますが、主要交通機関は初めて。増える訪日外国人客の利用を見込んでいます。
ビットコイン取引所を運営するビットポイントジャパン(東京)と組み、ピーチのウェブサイトでビットコインで航空券を購入できるようにし、複数の空港のカウンター近くに日本円とビットコインを交換できる機械を置きます。
ピーチがビットコインに注目するのは、持ち運び不要で現地通貨との交換の手間も省けるため、海外旅行者の間で利用が広がる可能性があるからのようです。

家電量販店ビックカメラは、4月から東京都内の2店で使えるように。リクルートライフスタイルも、決済用アプリを提供する飲食やホテルなど約25万店に、今夏からの導入を呼びかけています。

投機的な売買が多く、価格も乱高下しがちです。2014年には、当時最大手の取引所だったマウント・ゴックスが経営破綻し、多額の顧客からの預かり金が消失しています。

【夫・横山了一】 漫画家。育児漫画「息子の俺への態度が基本的にヒドイので漫画にしてみました」(リイド社)や、北海道&関西エッセイ漫画「北のダンナと西のヨメ」(飛鳥新社)などが主な著作
【妻・加藤マユミ】 二児の母でもある漫画家。主な著作は、自家製発酵食品について描いた「発酵かあさん」(リイド社)や、出版社擬人化コメディ「飯田橋のふたばちゃん」(双葉社)など