週刊新潮の中づり広告を、出版取次会社が週刊文春側に渡していたって本当? ツイッターに投稿した漫画「戦国コミケ」が話題になった漫画家・横山了一さんと、「発酵かあさん」で知られる妻で漫画家の加藤マユミさんが、夫婦で描きました。

中づり広告は、発売される週刊誌の掲載内容を一覧で示したもの。トーハンによると、文芸春秋の社員が定期的にトーハンを訪れ、新潮の中づり広告を借りていたといいます。トーハンの広報担当者は「他社に関する情報なので配慮すべきだった」と答えています。

2誌の発売日は基本的に同じで、中づり広告の締め切りが週刊誌本体より早いことから「週刊文春編集部は、次に出る週刊新潮の中吊(づ)りのコピーを公開前に見て、抜け落ちているネタを補完していた」などと報じました。

「スクープ泥棒」とする新潮報道には「そうした事実は断じてありません」と反論していますが、中づり広告入手が事実かどうかには触れませんでした。

【夫・横山了一】 漫画家。育児漫画「息子の俺への態度が基本的にヒドイので漫画にしてみました」(リイド社)や、北海道&関西エッセイ漫画「北のダンナと西のヨメ」(飛鳥新社)などが主な著作
【妻・加藤マユミ】 二児の母でもある漫画家。主な著作は、自家製発酵食品について描いた「発酵かあさん」(リイド社)や、出版社擬人化コメディ「飯田橋のふたばちゃん」(双葉社)など