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コラム

GINZA SIXって何?どんなとこ? 漫画家夫婦が描く、行くべきか否か

漫画家・横山了一さんと、妻で漫画家の加藤マユミさんが「GINZA SIX」について描きました。

漫画「憧れのギンザシックス!」の一場面=作・横山了一さん、絵・加藤マユミさん
漫画「憧れのギンザシックス!」の一場面=作・横山了一さん、絵・加藤マユミさん

【マンガで読むニュース】

 GINZA SIXってどんなとこ? ツイッターに投稿した漫画「戦国コミケ」が話題になった漫画家・横山了一さんと、「発酵かあさん」で知られる妻で漫画家の加藤マユミさんが、夫婦で描きました。

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漫画「憧れのギンザシックス!」の一場面=作・横山了一さん、絵・加藤マユミさん
漫画「憧れのギンザシックス!」の一場面=作・横山了一さん、絵・加藤マユミさん
 東京・銀座の松坂屋銀座店跡地に完成した複合商業ビル「GINZA SIX(ギンザ シックス)」が今月20日、開業しました。

 施設周辺には、朝から開業を待つ約2500人が列をつくり、予定より10分早い午前10時20分にオープンしました。
漫画「憧れのギンザシックス!」の一場面=作・横山了一さん、絵・加藤マユミさん
漫画「憧れのギンザシックス!」の一場面=作・横山了一さん、絵・加藤マユミさん
 ビルは地上13階、地下6階で、延べ床面積は約15万平方メートル。仏ディオールや伊フェンディといった高級ブランドなど241店があり、オフィスのほか、地下に能楽堂も設けられています。

 東京の新たな名所として富裕層を引き付けるだけでなく、観光バスの乗降場を設けて訪日外国人客もターゲットにします。
漫画「憧れのギンザシックス!」の一場面=作・横山了一さん、絵・加藤マユミさん
漫画「憧れのギンザシックス!」の一場面=作・横山了一さん、絵・加藤マユミさん
 運営するのはJフロントリテイリング。百貨店が売り上げ不振に苦しむなか、不動産事業を利益の柱に位置づけました。

 SIXの開業で、2018年2月期の不動産事業による売上高は前年比2.4倍の125億円になると見込んでいます。

 商業施設パルコの利益と合わせて全体の営業利益の3割弱を不動産で稼ぐ計画です。
漫画「憧れのギンザシックス!」の一場面=作・横山了一さん、絵・加藤マユミさん
漫画「憧れのギンザシックス!」の一場面=作・横山了一さん、絵・加藤マユミさん
 自社で商品を仕入れて売り場をつくる「百貨店業」から、売り場を有力テナントに貸して稼ぐ「不動産業」に注力するのは他社も同じです。

 先頭を走る高島屋は昨年、JR新宿駅に近い「タカシマヤタイムズスクエア」に「ニトリ」を誘致。不動産開発子会社が手がけるショッピングセンターも相次ぎ展開します。営業利益の3割強を不動産収入が占めています。

【夫・横山了一】 漫画家。育児漫画「息子の俺への態度が基本的にヒドイので漫画にしてみました」(リイド社)や、北海道&関西エッセイ漫画「北のダンナと西のヨメ」(飛鳥新社)などが主な著作

【妻・加藤マユミ】 二児の母でもある漫画家。主な著作は、自家製発酵食品について描いた「発酵かあさん」(リイド社)や、出版社擬人化コメディ「飯田橋のふたばちゃん」(双葉社)など

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