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「きのこ・たけのこ論争」にオセロで白黒を! 異例の企画に明治は…
明治のロングセラー菓子「きのこの山」「たけのこの里」のオセロが発売されました。
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明治のロングセラー菓子「きのこの山」「たけのこの里」のオセロが発売されました。
【ネットの話題、ファクトチェック】
明治のロングセラー菓子「きのこの山」「たけのこの里」。どちらがおいしいかを巡って「きのこ派」「たけのこ派」に分かれて論争になることがしばしばありますが、文字通り「白黒つける」べく、オセロゲームが発売されました。発表直後からネット上で話題になっているこの商品。企画したバンダイの子会社と、製品化を許可した明治に話を聞きました。
18日に発売された「きのこの山 VS たけのこの里 オセロ ゲーム3」(税込み2138円)。3とありますが第3弾というわけではなく、ひとつの商品でオセロ・はさみ将棋・四目並べの3つのゲームが楽しめることから名付けられました。
オセロ石の代わりに、「きのこの山」「たけのこの里」の菓子を再現した立体の駒を採用。それぞれの土台部分を連結して一つの駒として使いますが、ボードには穴が開いているので立体でも裏返せるようになっています。
本家の菓子はチョコ部分が2層になっていますが、駒のチョコ部分も色分けすることで再現。サイズもほぼ原寸大で、リアルさにこだわっています。
企画したのはバンダイの子会社「メガハウス」(東京都)。オセロの商標権を持っている会社です。きのこ・たけのこのオセロゲームを企画した理由について、広報担当者はこう説明します。
「どっちが好きかとよく話題になる人気のお菓子で、社内でも話題になることがありました。それならばオセロでわかりやすく対決させることで、白黒つけて楽しめないかということになったんです」
明治に企画を持ち込んだところ快諾してもらい、商品化が決まったそうです。明治の広報担当者は「当社のロングセラーブランドを幅広く、多くの方に触れていただける機会になると思い快諾しました。お菓子と違って何度も触れていただいても溶けませんしね」と話します。
オセロのように白黒ではなく同色のチョコ同士のため、少し見分けが付きにくいですが、土台部分にシールを貼ることで区別しやすくしています。
駒を並べてみると、たけのこの方がやや目立つ気もしますが、「制作するにあたって何度もきのこ・たけのこを食べながら検討しました。どちらかを贔屓(ひいき)しているということはありません」とメガハウスの担当者。
「かわいらしさにこだわったオセロです。みなさんがよく知っているお菓子で、わかりやすいルールで楽しめますので、気軽に遊んでもらえたらうれしいです」と話しています。
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