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学校の授業でダンスやるのダサくない? 有名振付師の答えが深かった
中学校でダンスが必修になって、はや4年。やっぱりちょっと気になるので、聞いてみたい。「学校の授業でダンスをやるって、ダサくないですか?」。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美)
学校って、「ちゃんとしなさい」「ふざけてはいけません」と言われまくる空間です。
そんな「ザ・真面目」な場所で、体でリズムを刻むヒップホップダンスって、両立しなさそうです。
思い切って質問をぶつけた相手は、振り付けユニット「振付稼業air:man」の杉谷一隆さん。
「振付稼業air:man」は、いきものががりの「じょいふる」など、それはもうたくさんのアーティストの楽曲やCM、ライブの振り付けを担当してきた、有名な振付師集団です。
彼らは、2014年に学校の授業で使うことを想定した「振付稼業air:manの踊る教科書」(東京書籍)を出版しました。
実際に、学校にも行っているそうです。
――学校っていう真面目すぎる空間で、しかも授業でダンスをやるって、ダサくならないでしょうか?
杉谷
――シャイな子はダンスが苦手でしょうし、中学生って他人の目とかいろいろ気にするお年頃です。
杉谷
――と言いますと?
杉谷
――ありますかね?
杉谷
――もっと自然な存在だと
杉谷
――子どもにとっても、「教わる」だと「正しい動き」「うまい動き」をしなければ、というプレッシャーになりますね
杉谷
――具体的に学校では何をしているんですか?
杉谷
――とはいえ、中学生くらいだと、「やっぱり『三代目』の曲がいい」とかいう希望があるんじゃないでしょうか
杉谷
――「校歌でダンス」を実際に学校で実践されていますが、手応えはどうですか?
杉谷
――おおお。自意識過剰なのは、私の方でしたか・・! そういえば、以前はやった「恋チュン」も、おじさんおばさんを含め、全然うまくない人たちが楽しそうに踊っていましたし、みんなそれを楽しく見ていました
杉谷
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