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徹底した験担ぎ!一蘭の「合格ラーメン」 太宰府限定、本日から開始
一蘭が太宰府参道店で「合格ラーメン」の提供を始めました。
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一蘭が太宰府参道店で「合格ラーメン」の提供を始めました。
博多の代表的なとんこつラーメン店として知られる「一蘭」。本日オープンした太宰府参道店(福岡県太宰府市)で「合格ラーメン」の提供を始めました。五角形どんぶりの角からスープを飲めば「すんなり入る」。通常の2倍以上長い59センチの麺で「つるつる(鶴)噛め噛め(亀)、縁起良し」。従業員は「通ります」とかけ声を出し、トイレットペーパーは11個設置して「合」の字に、企画段階から縁起のいい名前の社員が携わり……と、徹底して縁起物をそろえたそうです。なぜ、ここまでこだわったのか? 話を聞きました。
本日22日午前10時にオープンした「一蘭 太宰府参道店」。学問の神様・菅原道真公をまつる太宰府天満宮の近くにあったおみやげ専門店を改装した店舗で、おなじみの一席ずつ仕切りがある「味集中カウンター」でラーメンを食べます。
この店舗で提供しているラーメンは合格ラーメン(税込み890円)のみ。「五角(ゴカク)のどんぶりで、お客様のもとに合格(ゴーカク)を届けたい」との想いを込めたどんぶりには、太宰府の象徴である梅や合格絵馬が描かれ、スープを飲み干すと底に「決定」の文字が現れます。角からスープを飲むと口の中へ「すんなり入る」そうです。
麺は通常の2倍以上の59㎝もある「合格麺」。こちらも59とゴーカクをかけたもので、「細く長くのお付き合い、つるつる(鶴)噛め噛め(亀)、縁起良し」としています。
こだわったのはラーメンだけではありません。従業員同士がラーメンを運ぶ際にぶつからないよう、注意喚起のために使用する「通ります」のかけ声を積極的に使います。さらに、「拭く紙」がいっぱいあることで「福の神」が訪れるようにと、トイレには11個のトイレットペーパーホルダーを設置して『合』の文字を作っています。
また、この企画には、一蘭代表の吉冨学さんをはじめ、開業準備チームの祝迫徹(トオル)さんや、生産工場チームの岩田通(トオル)さんら縁起のいい名前の従業員が関わっているそうです。
なぜ、ここまでこだわったのか? 広報担当者は「土地柄的にも受験生のお客様が多いので、仕掛けを楽しみながら、いい運気を取り込んでいただきたいと思ったんです」と話します。
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合格ラーメンを提供しているのは太宰府参道店のみです。こちらの店舗は期間限定ではなく、年間を通してこのスタイルで営業するそうです。
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