「特別じゃない日」をテーマにした単行本が発売された漫画家・稲空穂さん。漫画「おいしいアルバム」に込めた思いを聞きました。

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漫画のあらすじ

職場で聞こえてきた「写真をキレイに撮るコツ」。

さっそくその撮影方法を試そうとした男性。まずスマホを向けたのは、弁当箱でした。

手作り弁当を撮って、作った妻に送り、感謝の気持ちを伝えるようになります。

スマホ越しの一枚に込められたのは、ささやかだけど確かな思いやりでした。

作者・稲空穂さんからのメッセージ

お弁当を作る際は、普段の料理よりもかなり時間がかかってしまう方です。

出来上がったら、がんばった自分をたたえるように、蓋をする前の一番きれいな状態のお弁当を写真に収めています。
（SNSで「おいしそうに見える写真の撮り方」を学んでから、実際にそれを実践しています！）

ふと思うのは、過去自分が作ってもらったお料理を写真に収めておけばよかったなということです。

母の作ってくれたお弁当
祖母の作ってくれた日常の料理
どれも今は手にすることができないものばかりです。
（祖母は元気もりもりですが、面倒くさくなって作ってくれなくなったレシピが多々あり…涙）

自分自身で自分の作った料理の記録を取っていくのも悪い事ではない、と言い聞かせつつ、自分のがんばりを日々たたえています。

稲空穂さんのXがこちら

書籍「特別じゃない日」の第1集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第2集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第3集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第4集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第5集はこちら

withnewsでは毎月、稲さんの漫画とともに作品に込めたメッセージについてのコラムを配信しています。

【過去の作品はこちら】

「スマホを逆さに」写真キレイに撮れるコツ　男性が写したかったのは

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