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スタバの精鋭「ブラックエプロン」とは? コミケ期間中の店舗に集結

8月中旬のコミケ期間中、会場内にあるスターバックスコーヒーの店舗に「黒いエプロンを着けたスタッフが集結していた」と話題になっています。

スターバックスのロゴが入ったカップ
スターバックスのロゴが入ったカップ 出典: 朝日新聞

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 8月中旬に東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット90」。その期間中、会場内にあるスターバックスコーヒーの店舗に「黒いエプロンを着けたスタッフが集結していた」と話題になっています。「ブラックエプロン」と呼ばれる精鋭たちですが、どんな人たちで、何のために集められたのか? 詳しく話を聞きました。

こちらは通常のグリーンのエプロン(2015年、営業開始前の記念行事で、スターバックスのアイスコーヒーなどを受け取る人たち=鳥取市東品治町)
こちらは通常のグリーンのエプロン(2015年、営業開始前の記念行事で、スターバックスのアイスコーヒーなどを受け取る人たち=鳥取市東品治町) 出典: 朝日新聞

なぜ集結?


 「ビックサイトのスタバは黒エプロンさんしかいない」「ホントにブラックエプロンだらけや」「めっちゃ手際がよかった!」。これらは、コミケに参加したと思われる人たちが、ツイッターに投稿した内容です。

 中には「黒エプさんは店員さんのうち10%もいないエリートなんだって」と、ブラックエプロンについて紹介している人もいます。

 黒いエプロン姿の人たちが集まっていたとされるのは東京ビッグサイト店。スターバックスコーヒージャパン広報部に聞いたところ、「ブラックエプロンが集まっていたのは事実ですが、常駐しているわけではありません」と教えてくれました。

 なぜ、コミケの期間中に集結していたのか? その点についての回答はこうでした。

 「大きなイベントが開かれる際、お店が混雑してもお客様がコーヒーを楽しんでいただけるように、技術の高いスタッフを集めました。コミケだからというわけではなく、東京ビッグサイト店では多くの来客が見込まれるときは、こうした対応をとっています」

これがブラックエプロン(2013年、スターバックスコーヒー目黒店)
これがブラックエプロン(2013年、スターバックスコーヒー目黒店) 出典: 朝日新聞

試験合格率は5%ほど


 そもそも、ブラックエプロンを着けている人は他の店員と何が違うのか? 「ブラックエプロンは、コーヒーに対する深い知識を蓄えたスタッフにのみ与えられます」とのこと。

 通常の店員はスタバのイメージカラーであるグリーンのエプロンを着けていますが、年1回開催される、コーヒーの知識を問う筆記試験に合格した人にはブラックエプロンが与えられます。

 この試験は、社員・アルバイトといった雇用形態を問わず受験できます。ブラックエプロンを手にした人は、胸元に名前が刺繡(ししゅう)されたこのエプロンを着けて、接客やコーヒーセミナーの講師などを務めるそうです。

 2015年9月現在、国内で働いているのは約3万人ほど。それに対してブラックエプロンを手にしたのは約2千人。試験の合格率も毎回5%ほどの狭き門だといいます。

手前がグリーンエプロン、右奥にブラックエプロンをつけた従業員がいる(2016年、ぎふメディアコスモスに開店したスターバックスコーヒージャパンの直営店)
手前がグリーンエプロン、右奥にブラックエプロンをつけた従業員がいる(2016年、ぎふメディアコスモスに開店したスターバックスコーヒージャパンの直営店) 出典: 朝日新聞

ブラックエプロンだけの店舗?


 また、ネット上では「新宿にブラックエプロンだけの店舗がある」といった話も出ていますが、本当なのでしょうか? 

 「『新宿マルイ本館2階店』のことですね。オープン当初はそのようなコンセプトでしたが、現在は違います。ただし、他の店舗と比べるとブラックエプロンの比率が高いのは事実です」

 こう聞くと、ぜひ違いを確かめたくなりますが、広報部の担当者はこう話します。

 「ブラックエプロンはあくまでも社内的な制度です。お客様がコーヒーを楽しんでいただけるように、私たちパートナー(従業員)全員でサービスすることに変わりはありません」

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