IT・科学
東大生はゲームで遊ぶ? 相当やり込んでいることが判明 現役生調査
勉強漬けの日々を送っていそうな東大生にゲームをする時間はあったのか。東大生だけを対象にしたゲームに関するアンケートをしたところ、連続プレイ時間で一番多かったのは「12時間」。ゲームもちゃんとやりこんでいる姿が浮かび上がりました。
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勉強漬けの日々を送っていそうな東大生にゲームをする時間はあったのか。東大生だけを対象にしたゲームに関するアンケートをしたところ、連続プレイ時間で一番多かったのは「12時間」。ゲームもちゃんとやりこんでいる姿が浮かび上がりました。
勉強漬けの日々を送っていそうな東大生にゲームをする時間はあったのか。東大生だけを対象にしたゲームに関するアンケートをしたところ、連続プレイ時間で一番多かったのは「12時間」。ゲームもちゃんとやりこんでいる姿が浮かび上がりました。自由記述には「『逆転裁判』がきっかけで現在司法の道を目指している」「女の子との会話方法を、だいぶマスターした」など、ユニークな回答も集まりました。
アンケートは東大新聞が現役東大生(学部生、大学院生)を対象に実施しました。専用のウェブフォームを使い、357人から回答を得ました。
1日の最長ゲーム時間を尋ねたところ、「12時間以上」が約22%(80人)を占め、かなりやりこんでいる人が多い結果となりました。次に多かったのは「6時間から8時間」で約19%(68人)でした。
ファミコンブームの頃、高橋名人が「ゲームは1日1時間」というルールを提唱しましたが、現代の東大生の約44%(158人)は「小学校時代のルールはなかった」と回答。約55%(196人)が「親など家族と、ゲームとの関わり方について話し合った」と答えました。
東大生の家庭では、親が一方的にルールを決めるのではなく、親子が意見を出し合いながら遊び方を決めているケースが多いようです。
好きなゲームを複数回答で聞いたところ、最も多かったのが「ポケットモンスター」(33人)でした。理由は「流行っていた」が多く、ゲームの好みはわりと普通のようです。
次に多かったのは「大乱闘スマッシュブラザーズ」(32人)。理由は「多人数でワイワイやれる」などでした。
全体の約93%(332人)が何らかのゲーム機を所有していました。最も多かったのは「ニンテンドーDS」で251人。「ゲームボーイ/ゲームボーイアドバンス」が247人で2位でした。「ファミコン・スーパーファミコン」も22人いました。
最近では、スマホの無料ゲームも増えており、ゲーム機のタイトルは格闘技などコアなファンの世界というイメージが強くなっています。
「今後もゲーム機は残ると思うか」と聞いたところ、約89%(319人)の東大生が「ゲーム機は残る」と答えました。
理由として目立ったのは「スマートフォンにはボタンが無いため、操作性に限界がある」、「大画面の迫力を欲している自分のような人がいる」など。多くの人が、専用ゲーム機としての機能の優位性を強調しました。
その他、東大生から以下のような意見が寄せられました。
「中学3年生の時に『ファイナルファンタジー5をレベル1キャラ一人で全ボス攻略する』という記事を見つけ、そこで東京大学ゲーム研究会の存在を知り、東大を目指した」(理系・男性・2年)
「『逆転裁判』や『逆転検事』がきっかけで現在司法の道を目指している」(文系・女性・1年)
「現在のレベルでは勝てない敵を倒したいときに、自分のレベルを上げる、弱点を探す、仲間を作るなどの行為をすることは、ゲームだけでなく、現実の勉強にも応用可能」(文系・男性・1年)
「女の子との会話方法を、だいぶマスターした。機会があれば実践していきたい」(文系・男性・1年)
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