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お金と仕事

キャプテン翼ならぬ「副キャプテン自由化」 東京ガスが謎の熱血漫画

東京ガスが公開したマンガ「副キャプテン自由化」が話題です。もちろん作者は「キャプテン翼」の高橋陽一さんです

マンガ「副キャプテン自由化」の表紙
マンガ「副キャプテン自由化」の表紙 出典: 東京ガスのホームページより

目次

 4月から一般家庭でも電気を買う会社を自由に選べるようになる「電力自由化」が始まります。そんななか、参入を発表している東京ガスが公開したマンガ「副キャプテン自由化」が話題です。「キャプテン翼」で知られる高橋陽一さんの書き下ろしで、「君のプレーには意外性が少ない! 東京ガスが電気を売るような意外性が…!!」「考えるんだ!! 自分のプレーって何なのかを! 自分の電気が何なのかを!!」といったセリフが並びます。半ば意味不明ながらも、新規参入への熱い思いは伝わってくるこのマンガ。なぜ高橋さんを起用したのか? 何を伝えたかったのか? 東京ガスに話を聞きました。

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マンガの作者・高橋陽一さんも出演
マンガの作者・高橋陽一さんも出演 出典: 東京ガス提供

ストーリーは


 東京ガスが1月1日から始めたテレビCM「バーバースガ・自由化ショット」篇。俳優の妻夫木聡さんと広瀬すずさんが演じる兄妹が働くヘアサロンに、漫画家の高橋陽一さんが客として訪れます。そこで手渡されるマンガが「副キャプテン自由化」です。東京ガスのウェブページでは、このCM動画に加え、マンガも公開されています。

 登場するのはサッカーの監督と女子の広瀬選手。練習の場面から始まって、最後に広瀬選手が試合で「自由化ショット」を決めるというストーリーです。

「自由化しろ!! 電気のように!!」
「自由化しろ!! 電気のように!!」 出典: 東京ガス提供

セリフは意味不明


 広瀬選手「あっ も…もうダメです」

 監督「君のプレーには意外性が少ない!」

 広瀬選手「監督…」

 監督「東京ガスが電気を売るような意外性が…!!」

 広瀬選手「ガスなのに電気を?」

 監督「立ち上がれ! 東京ガスが電力自由化に立ち上がったように!!」

 広瀬選手「は…はい」

 広瀬選手「電力自由化!!」

 監督「自宅の電気も自由に選べる時代になったんだ!! それが〝マイ電気〟!!」

 広瀬選手「マイ電気!!」

 監督「考えるんだ!! 自分のプレーって何なのかを! 自分の電気が何なのかを!!」

 広瀬選手「はい!!」

 監督「自由化しろ!! 電気のように!!」

 広瀬選手「はい!!」

 監督「マイボール! マイプレー! マイ電気!!」

 広瀬選手「家族がたくさんいたり ペットのいる家庭 そう 電気をたくさん使う人には…」

 監督「東京ガスの電気が…」

 広瀬選手「お得!!」

 広瀬選手「これからの電気は… 東京ガス!!」

 実況「ゴォォォーーール 広瀬選手の見事な東京ガス…」

 監督「自由化ショットだ!」

「考えるんだ!! 自分のプレーって何なのかを! 自分の電気が何なのかを!!」
「考えるんだ!! 自分のプレーって何なのかを! 自分の電気が何なのかを!!」 出典: 東京ガス提供

東京ガスに聞きました


 このマンガの狙いは何なのか? 東京ガスに話を聞きました。

 ――マンガの狙いを教えて下さい

 「電力自由化という、消費者の方々にとって分かりづらい内容を漫画のストーリーに組み込むことで、CMという限られた尺の中でも分かりやすく、かつ、ユニークに紹介することを企画しました」

 ――なぜ高橋陽一さんだったのでしょうか

 「スポーツ漫画をベースにすることが、『電力自由化時代における当社の登場感』を演出するにふさわしいと考えました。その上で、知名度・人気の高い『キャプテン翼』の作者である高橋さんを起用しました」

 ――今回の企画で伝えたかったメッセージを教えて下さい

 「『マイ電気は、東京ガス。』をキーメッセージとして、電力自由化時代において東京ガスが電力販売を開始すること、電気をたくさん使う人には東京ガスの電気がお得になることをお伝えしています」

最後に「自由化ショット」が決まる
最後に「自由化ショット」が決まる 出典: 東京ガス提供

寄せられた反響は


 ――どんな反響が寄せられていますか

 「ツイッターなどでは、『CMで放映している東京ガスの電気を検討しようと思った』『東京ガスの電気を申し込んだ』といったつぶやきがあり、CMをきっかけに当社の電気を検討いただいている様子がうかがえます。また、『キャプテン翼の作家である高橋先生本人が出演していて驚いた』『描き下ろしのマンガとはすごい』『広瀬すずさんのシュートがかっこいい』など、モデルとした『キャプテン翼』やサッカーのシーンに対する注目度の高さがうかがえる声も多く上がっています」

 ――電力自由化についてコメントを

 「電力の全面自由化を契機に、ご家庭や業務用のお客さまに対する電力小売り事業に参入し、『安定供給の確保』『低廉な電気料金の実現』『お客さまの選択肢の拡大』に貢献していきます」

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