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スター・ウォーズへの不満、調べてみたら…1位は「復習が大変!」
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」ネット上で「スター・ウォーズ」に関する不満を調べたところ、長大なシリーズものであるがゆえの結果が並びました。
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「スター・ウォーズ フォースの覚醒」ネット上で「スター・ウォーズ」に関する不満を調べたところ、長大なシリーズものであるがゆえの結果が並びました。
12月に封切りされた「スター・ウォーズ フォースの覚醒」。世界興行収入が12日間で10億ドル(約1202億円)を超えるなど、勢いはとどまるところをしりません。しかし、そんなヒット作にも不満はあるもの。ネット上で「スター・ウォーズ」に関する不満を調べたところ、長大なシリーズものであるがゆえの結果が並びました。
調査は、不満についての投稿を買い取るネットサービス「不満買取センター」が12月18日から22日の期間、実施しました。集まった不満1598件のうち、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に関する投稿を抽出。その傾向を分析しました。
不満1位になったのは「過去の作品を見る必要があることに関する不満」で全体の約29%を占めました。第1作目が公開されたのが1977年。これまでの劇場公開映画だけでも6作品もあり、すべて見ようとすると約800分、13時間超かかります。
スター・ウォーズエピソード4 新たなる希望 121分
スター・ウォーズエピソード5 帝国の逆襲 121分
スター・ウォーズエピソード6 ジェダイの帰還 132分
スター・ウォーズエピソード1 ファントム・メナス 133分
スター・ウォーズエピソード2 クローンの攻撃 142分
スター・ウォーズエピソード3 シスの復讐 141分
不満2位は「過剰宣伝に関する不満」。全体の約28%で、1位とほぼ同数を集めました。実際、公開10カ月前の2015年2月にさっぽろ雪まつりで雪像が登場。夏の青森ねぶた祭、秋には鳥取砂丘の巨大砂像など、各地でスター・ウォーズのキャラクターが出現しました。
公開直前の2015年11月には、世界遺産・清水寺(京都市東山区)で国宝「風神雷神図屏風(びょうぶ)」を模したスター・ウォーズ版屏風がお目見え。森清範貫主による「覚醒」の書も披露されました。
不満3位は「コラボ企画の多さに関する不満」で全体の約12%を占めました。映画公開に合わせて、スター・ウォーズ特別仕様の電車や飛行機、CMなどが次々と登場。全日空、積水化学、そごう・西武など、国内のタイアップ企業は9社にのぼりました。
極め付けは「R2―D2型冷蔵庫」。ほぼ等身大でリモコンで動きます。500ミリリットルのペットボトルなら3本、350ミリリットル缶なら6本冷やせます。
ファンにはたまらないコラボ商品ですが、逆に、そうでもない人にとっては「ついていけない」「興味がないのに多すぎる」といった不満があるようです。
スター・ウォーズは、シリーズ最新作の「フォースの覚醒」から配給が20世紀フォックスからウォルト・ディズニー・スタジオに移りました。ファミリー層に強いディズニーは「家族の愛と喪失の物語」とうたい、従来の男性中心のSFファンよりも幅広い層を狙っています。
プロデューサーのキャスリーン・ケネディは取材に対して「ヒロインも含め3人の力強い女性が出る。今作から見ても十分楽しめる」と答えています。
12月31日には安倍首相も昭恵夫人らと楽しんだ「スター・ウォーズ フォースの覚醒」。不満の多さは注目度の高さの現れなのかもしれません。
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