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藤子ミュージアム「落ち葉アート」大人気 職員手作り、秋の恒例作品
「藤子・F・不二雄ミュージアム」で毎年秋になるとあらわれる「ある作品」が話題です。しかも展示は不定期。それは……
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「藤子・F・不二雄ミュージアム」で毎年秋になるとあらわれる「ある作品」が話題です。しかも展示は不定期。それは……
川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」。ドラえもんやオバケのQ太郎といったキャラクターを生み出した、漫画家の藤子・F・不二雄さんの原画などが展示されている人気の文化施設です。そんなミュージアムで、毎年秋になるとあらわれる「ある作品」が話題になっています。しかも展示は不定期。それは、職員が落ち葉を集めて描くキャラクターたちです。この「落ち葉アート」が始まったきっかけや見どころなどを聞きました。
1996年に生涯を閉じた藤子・F・不二雄さんが、川崎市多摩区の生田緑地近くに住んでいた縁で開館したミュージアム。今年9月で4周年を迎え、翌月には入館者が200万人を超えた人気の施設です。
そんなミュージアムに、毎年秋になると登場する落ち葉アート。ドラえもんやスネ夫、オバケのQ太郎、チンプイなど人気のキャラクターが落ち葉で描かれます。今年もすでに何度かあらわれていて、ネット上では「これはかわいい」「すごいほっこりする」「テンションあがる」などと話題になっています。
どんなきっかけで始まったのか? ミュージアムの広報担当者に話を聞きました。
――いつごろから始めたのですか?
「はっきりとした開始時期は不明ですが、開館2年目の2012年秋に自然発生的に始まったと記憶しています」
――きっかけを教えてください
「『今日からこうしよう!』と始めたわけではなく、落ち葉を集めた形が偶然ハート形だったことがきっかけでした」
――実施しているおおよその時期を教えてください
「例年11月初旬から12月初旬の落葉の季節に見ることができます。今年については、ブログで紹介した11月6日には始まりました」
――毎日見ることができますか
「雨天時や強風の時は作成が難しいため、毎日見れるというわけではありません」
――これまでモチーフにしたキャラクターを教えて下さい。
「すべてを記録しているわけではないのですが、以下のキャラクターが登場しました」
・ドラえもん
・オバケのQ太郎
・チンプイ
・Pバッジ
・スネ夫
・コロ助
・ピー助(恐竜のシルエット)
・藤子・F・不二雄先生
(※Fキャラクター以外にも、ハートマーク、アルファベットの「F」などもあります)
――来館者から寄せられた感想を教えて下さい。
「皆さん見つけたときは『かわいい!』『すごい!』と声をあげ、写真撮影を楽しまれています。また、リピーターのお客様からは『今日は落ち葉アートやっていないんですか?』と問い合わせを受けることもあるほどです」
――どこで見ることができるのでしょうか?
「落ち葉アートがみられる場所を探すことも楽しみの一つにしていただきたいと思っています。じっくり、ゆっくり館内をご覧ください。大人気の撮影スポットの一つ『きこりの泉』の周辺は頻出ポイントです」
――見どころや来館者へのメッセージをお願いします。
「当館は豊かな自然に囲まれた文化施設です。『落ち葉アート』は、気候をはじめとする様々な条件があるため、毎日見ることができるものではありません。残念ながら出会えなかった時も、ミュージアムには藤子・F・不二雄先生のたくさんの原画や色々な隠れキャラクターがおりますので、そちらをじっくり楽しんでいただけたらと思います。落ち葉アートが、当館を隅々まで楽しむきっかけとなれば、とてもうれしいです」
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