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怪談、根強い人気 美人すぎる女性怪談師 実話買い集める異色作家
怪談ライブが根強い人気です。大御所、稲川淳二さんだけでなく、女性の会談師も活躍しています。怪異体験を買い取る、怪談作家も登場しています。
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怪談ライブが根強い人気です。大御所、稲川淳二さんだけでなく、女性の会談師も活躍しています。怪異体験を買い取る、怪談作家も登場しています。
怪談ライブが根強い人気です。大御所、稲川淳二さんだけでなく、女性の怪談師も活躍しています。怪異体験を1話100円で買い取る、異色の怪談作家も登場しています。
稲川淳二さんは、7月から10月まで全国で36公演をこなす「稲川淳二の怪談ナイト」で、自ら書き下ろした怪談を語り、「心霊写真」を解説する約2時間の一人舞台を続けています。
怪談ライブを本格的に始めたのは1993年から。語った怪談は400話を超えます。自らの実体験や「心霊探訪」の一人旅で発掘した話、人づてに聞いた奇妙な出来事などの破片をつなぎ合わせ、時には何年もかけて創作します。
怪談の魅力について、稲川さんは「怪談には、ひとの心を感じる味わいがある。ゾクッとするのは状況の背景を想像して輪郭が見えてくるから。瞬間的なショックを感じる欧米のホラーとは違うんです」と語っています。
昨年5月に六本木のロアビル地下1階にオープンした「怪談ライブバー スリラーナイト」では、女性怪談師の山口綾子さんが「美人すぎる怪談師」として人気を集めています。
去年の3月まで製薬会社で営業をしていた山口さんですが、芸の道に進もうと一念発起して退職。たまたまお客としてきた、現在のお店で怪談師で師匠の城谷歩さんのライブに魅了され、弟子入り。秋に怪談師デビューを果たしました。
15分のライブが始まると、山口さんは、表情が一変します。目をむいたり、不気味な擬音語を口にしたり、観客は「恐怖の15分間」に落とされてゆきます。ところが、ライブが終わると山口さんは満面の笑みに。怖がらされて、すぐに癒やされる。そんな人柄もあって、今では、お店の人気、怪談師になっています。
あなたの怪異体験、1話100円で買い取ります。ただし、実話に限ります――。
そう言って、各地のイベント会場で「怪談売買所」を開いているのは、怪談作家の宇津呂鹿太郎さんです。収集した話を文章にして、雑誌に寄稿したり、怪談ライブで語ったりするのを仕事にしています。
個人名や地名はぼかしますが、「事実関係」は脚色しません。興味深い話を耳にした時は、その土地を訪れて現場を探し、周辺住民に聞き込みをすることもあるそうです。
実話にこだわる理由について「それぞれの体験談は、話してくれた方からの預かり物。家族の死にまつわる話もあり、軽々しく扱うものじゃないと思うんです」と説明します。
採録した怪談はすでに数百話になりました。宇津呂さんは「いつか怪談小説を書いてみたいという思いもあるが、今は実話を語りたい。僕の怪談ライブに来てくれるお客さんも『実話じゃないと嫌』と言う方が多いんですよ」と語っています。
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