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平日の甲子園が騒然! 目当ては「ビックリマン」朝6時から行列組も
甲子園で2日、「ビックリマン」と阪神のコラボ企画が始まりました。目玉は「神様、仏様」と言われた伝説の選手のシール。朝6時に行列する人も…
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甲子園で2日、「ビックリマン」と阪神のコラボ企画が始まりました。目玉は「神様、仏様」と言われた伝説の選手のシール。朝6時に行列する人も…
阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2日、30年前に社会現象になったロッテの菓子「ビックリマン 悪魔VS天使シール」と阪神タイガースのコラボ企画が始まりました。目玉は「神様、仏様」と言われた伝説の選手のシール。レアアイテムが入手できるとあって、朝6時から行列する人も出る事態に……。(朝日新聞生活文化部記者・向井大輔)
コラボ企画初日となった2日。もともと熱い応援で有名な阪神ファンですが、いつも以上にテンションの高いファンが詰めかけました。
お目当ては、1985年の日本一になった時に三冠王に輝き、「神様、仏様、バース様」とたたえられたランディ・バース選手がモデルとなった「バースゼウス」。特製シールが、入場者に配られました。
この日は他に、タオルやクリアファイルなどのコラボグッズも発売され、購入すると別デザインのカード(全10種類)がもらえる特典も。
ビックリマンシールのファンである記者が、オフィシャルショップに着いたのは、開店時間の午前10時前。すでにコレクターの行列が……。「しまった油断した!」。早い人で朝6時から並んでいたという熱の入りようでした。
オープンと同時にグッズが飛ぶように売れ、中でもクリアファイルは数百枚購入する猛者もいて、早々に売り切れに。記者も何とか確保し、ほっと一息。
コラボシールの中でも「激レア」と言われるカードは封入率が他のカードよりも低く、なかなか当たりません。開封すること10枚目でようやくゲット、思わず大きい声が…。
コラボグッズの特設コーナーには、当時ビックリマンに夢中になった子どもがお父さんとなって子ども連れで来ていました。
西宮市から来た家族は「バースゼウス」などのカードを見て、大興奮。お父さん(33)は「夢中になって集めていた子どもの時を思い出した。親子で楽しめてうれしい」と喜びの表情です。
大阪市の会社員男性(37)は限定ガチャガチャでレア缶バッジをゲット。「子どもの時にブラックゼウス(当時のレアシール)が出た時以来に高ぶった。あの時の興奮がよみがえった」とガッツポーズ。その顔は子どものように輝いていました。
午後4時に球場が開場すると、入り口で配布が始まり、記者も「バースゼウス」を無事、ゲット。入場者は、ビックリマングッズを手に、ゆっくり野球観戦を楽しめる趣向です。
3日は金本知憲選手と鳥谷敬選手の鉄人コンビ、4日は選手10人による「虎戦士大集合!!」のカードが用意される予定。コラボグッズはオンラインショップ(http://shop.hanshintigers.jp/special.html?fkey=bikkuri_man&cc=sb150602101p)でも購入できます。
ちなみに、阪神タイガースの担当者もビックリマン世代で、当時はやったキャラクター消しゴムのグッズも販売中。「親子の会話も弾むと思いますよ」と推しています。