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Romeoさんからの取材リクエスト

箱根の火山活動を観測している「気象庁機動観測班」ってどんな集団?



噴火現場に出向きデータ収集 「火山機動観測班」ってどんな集団?

活発な火山活動が続く神奈川県の箱根山。気象庁から「火山機動観測班」が派遣されました。この「火山機動観測班」、どんな任務を帯びているのしょう?

噴気を上げる大涌谷。右は観光施設=2015年5月10日、神奈川県箱根町、堀英治撮影
噴気を上げる大涌谷。右は観光施設=2015年5月10日、神奈川県箱根町、堀英治撮影 出典: 朝日新聞

目次

取材リクエスト内容

箱根の火山活動を観測している「気象庁機動観測班」とは?
どういう時に、何をするのか? Romeo

記者がお答えします!

 活発な火山活動が続く神奈川県の箱根山。気象庁からは、通常の観測チームとは別に「火山機動観測班」が派遣されました。この「火山機動観測班」、いったいどんな任務を帯びているのでしょう?

常時47の活火山を監視

 気象庁は国内に110ある活火山のうち47を常時監視しています。地震計や監視カメラ、空振計、地殻変動を調べるGPS観測装置で、異常がないかをモニターしています。

噴火を続ける火口から約1キロの場所にある阿蘇山特別地域気象観測所(手前)=2015年1月7日、熊本県阿蘇市黒川
噴火を続ける火口から約1キロの場所にある阿蘇山特別地域気象観測所(手前)=2015年1月7日、熊本県阿蘇市黒川 出典: 朝日新聞

「噴火」、そのとき現場へ

 しかし、火山活動の場所は、常時監視している地点とは別の所で起きることもあります。そうなると、普段、モニターしている観測データだけでは足りなくなる場合があります。そんな時こそ「火山機動観測班」の出番です。

 「火山機動観測班」は、監視の別動隊として現地に出向いて観測します。常時、観測しているデータとは別に、箱根山ように活発化した火山を調べるのが任務です。臨時の地震計を設置するなどして、詳細なデータを収集します。

火口の地表面温度を測定する札幌管区気象台機動観測班=2012年5月28日、樽前山
火口の地表面温度を測定する札幌管区気象台機動観測班=2012年5月28日、樽前山 出典: 朝日新聞

現地からネットで送信

 「火山機動観測班」は2~3人でチームを組み、普段の観測ではリーチできない場所に出向きます。そして、噴煙を観察するカメラ、マグマの動きなどによる地殻変動を探るGPS(全地球測位システム)などを設置し、インターネットなどで気象庁に随時送ります。

 また「火山機動観測班」は、年に数回、定期的なルートでの観測も行っています。

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