お金と仕事
たむらさんからの取材リクエスト
寒冷地エアコンのCMの歌を歌っている人が気になります。
室外機の歌、ネット狙いヒット ラジオからウェブへCMソングの歴史
商品の宣伝に使われるCMソング。最近では、エアコンの室外機をテーマにした中ノ森文子さんの「いつも外から」がヒットするなど、ネットに特化した歌も生まれてます。
お金と仕事
寒冷地エアコンのCMの歌を歌っている人が気になります。
商品の宣伝に使われるCMソング。最近では、エアコンの室外機をテーマにした中ノ森文子さんの「いつも外から」がヒットするなど、ネットに特化した歌も生まれてます。
寒冷地エアコンのCMの歌を歌っている人が気になります。
調べると、元中ノ森BANDのボーカルの方で室外機の歌も歌っているようです。
どういう経緯でこういった仕事をしたのか、どんな気持ちで歌っているの?作ったの?すごく気になります。 たむら
商品の宣伝に使われるCMソング。テレビで繰り返し聞き、大人になっても記憶に残っている曲は少なくありません。最近では、エアコンの室外機をテーマにした中ノ森文子さんの「いつも外から」がヒットするなど、ネット動画に特化したCMソングも生まれてます。
「どんなときもいつも外」
「だって私は室外機」
昨年夏、意表を突く曲が、ネット上で話題になりました。中ノ森文子さんがエアコンの室外機の気持ちを代弁して歌う「いつも外から」です。
この曲は大手エアコンメーカーのダイキンのCMソングとして企画されました。社内の若手グループの発案で生まれたこの曲。一番ないがしろにされているけれど、一番がんばっている室外機を通して、エアコンに注目してもらうことを狙ったそうです。
テレビでCMではなく、あえてネットだけに配信。口コミによる効果を期待しました。2014年夏に発表されると、室外機が主役というアイデアと、中ノ森さんのフォーク調の曲の組み合わせが話題を呼びました。2014年冬には続編「冬のエアコンの歌」も作られるヒットになりました。
ネットでのヒットで話題を集めた「室外機の歌」ですが、日本のCMソングはラジオから生まれました。1951年9月、小西六写真工業(現コニカ)のCM「ボクはアマチュアカメラマン」(三木鶏郎作詞・作曲)が、CMソングの第一号だといわれています。
1956年には、同じく三木鶏郎さんによる「明るいナショナル」が、パナソニックの自社ソングとして、オンエアされます。「ナショナル」は社名変更により消えてしまいましたが、歌は多くの人の耳に刻まれました。
1973年には「日立の樹」が放映されます。ハワイ・オアフ島のモアナルア・ガーデンパークにあるこの樹、今では日本人観光客の人気スポットにもなってます。日立の事業の幅広さと総合力を表す象徴的存在として、使われているそうです。
1991年には石川さゆりさんによる「ウイスキーが、お好きでしょ」がヒットします。当初は50~60代がターゲットでしたが、2007年からは女優の小雪さんを起用。マドンナ役は、菅野美穂さん、井川遥さんに引き継がれ、ウイスキーの新たな魅力を伝えています。
現在は、ほとんどの企業のサイトで自社のCMが動画として公開されています。ダイキンの室外機の歌は、ツイッターやフェイスブックによる口コミで拡散しました。
最近では、メンバー全員が歯科医師である「GReeeeN」が歯科医師会に楽曲を提供。ウェブで公開され話題を集めました。テレビ以外の、自社サイト発による口コミ効果を狙った企画は今後も増えていくと見られています。