話題
育児書に学ぶ、男子を上手に叱る3つのポイント 3勝7敗の境地で…
母親から見ると謎がいっぱいの男の子。そんな悩みに答える「男の子本」が人気です。子育て以外にも役立ちそうです。
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母親から見ると謎がいっぱいの男の子。そんな悩みに答える「男の子本」が人気です。子育て以外にも役立ちそうです。
母親から見ると、謎がいっぱいの男の子。どうやったら言うことを聞いてくれるの…と悩む声に応える「男の子本」が人気です。そこから見えてくる男子の「生態」とは?
「男の子の本当に響く叱り方ほめ方」(すばる舎)の著者で、兵庫県西宮市立保育所で初の男性保育士だった大阪教育大准教授(家政教育)の小﨑恭弘さんは男子を理解するための4つのキーワードを挙げています。
予想外のことをするが、行動に意味はない。
図鑑を100回読むなど、こだわりが強い。
空想の世界で何かと戦っている。
その場しのぎで、約束を守らない。
男の子はこんなもんなんだと理解した上で…叱る際のポイントは以下の3つといいます。
①叱るラインを決める
小﨑さんのうちの場合(3人の息子のパパ)、ひとや自分の命にかかわったり、尊厳や気持ちを傷つけたりしそうというのが一線だ。
②今ここで
男子に過去や未来の時間の概念はない。
③3勝7敗でいい
保護者の言うことの10のうち3を聞いてくれればよしとする。
「でも、叱るよりほめて。お調子者の男子はおだててナンボ。それも、今ここで、その行動がよかったよとシンプルにほめてあげて下さい」と小﨑さん。
ある程度はあきらめ、基本はほめる。息子のみならず、後輩男性、彼氏等々…なんだかんだいって結構応用がききそうです。