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開花予想に「600度の法則」 温度足して簡単的中 予報士的には…
気象予報士に頼らずに、桜の開花を自分で簡単に予測する方法があります。その名も「600度の法則」です。
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気象予報士に頼らずに、桜の開花を自分で簡単に予測する方法があります。その名も「600度の法則」です。
花見好きならずとも、桜の開花が気になる季節になりました。気象予報士に頼らずに、自分で簡単に予測する方法があるのを知っていますか? その名も「600度の法則」。毎日の最高気温を足し上げるだけで開花日を予想できるのです。
600度の法則とは「2月1日以降の毎日の最高気温を足し上げ、累計値が600度を超えた日に桜が開花する」というものです。
市場調査を手がける「トレンド総研」が実施した全国10都市、過去3年分の気温データと開花日の比較によると、この法則の精度が高いことがわかります。
2014年をみると、東京都・愛知県・京都府の3都市については、開花予想がぴったり的中。4都市は1日のズレという結果でした。2013年、2012年も同じように精度が高かったそうです。
なぜ、こんなに高精度なのか? 気象予報士はこの法則を知っているのか? 民間の気象情報会社「ウェザーマップ」の気象予報士・増田雅昭さんに聞きました。
――なぜ2月1日からなのでしょうか?
「立春が近く、気温が上がり始める時期だからだと思います」
――この法則を見つけた人は?
「わかりませんが、気象予報士の間では、そこそこ有名な話です」
――ここ数年を見ると、かなり精度は高いようですが
「あくまで目安であって、よく当たった年が続いたと考えるべきです。気温を積算して予測する手法は、桜に限らず農業全般で昔から行われてきたやり方です」
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ウェザーマップでは、ホームページで「さくら開花予想2015」を公開しています。「600度の法則」も試してみたそうですが、精度に限界があったとのこと。週間予報や3か月予報、近年の傾向などを独自に解析して統計処理を加え、各地点10000通りの気温推移をシミュレーションした上で開花予想日を計算しているそうです。600度の法則と気象予報士、今年はどちらに軍配が上がるのでしょうか?