話題
天気予報でよく聞く「北日本」ってどこ? 東と西の違いって?
「北日本を中心に冬型の気圧配置が…」。天気予報でよく聞く言葉ですが、この「北日本」とは、どの地域を指すのでしょうか。
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「北日本を中心に冬型の気圧配置が…」。天気予報でよく聞く言葉ですが、この「北日本」とは、どの地域を指すのでしょうか。
「北日本を中心に冬型の気圧配置が…」。気象庁の天気予報でよく聞く言葉ですが、この「北日本」とは、どの地域を指すのでしょうか。
全国を対象とする「全般気象情報」を出す時、気象庁は日本を4地域に分けます。北海道・東北地方を「北日本」、関東甲信・北陸・東海地方を「東日本」、近畿・中国・四国・九州北部南部を「西日本」、鹿児島県奄美地方・沖縄地方を「沖縄・奄美」という区分けです。
気象庁によると、梅雨の時、その違いがあるそうです。東日本では、オホーツク海高気圧の影響で北東から冷たい空気が入り込む「梅雨寒(つゆざむ)」がありますが、西日本でははっきり確認できないといいます。
同じ区域でも、日本海側と太平洋側では天気が異なることがあります。気象庁が毎月下旬に発表する3カ月予報では、北日本、東日本、西日本を日本海側と太平洋側に分け、平均気温や降水量を示します。
気象庁の松原竹男・天気相談所長は「一つの県内でも天気は一概に同じではない。全般的な情報で大づかみに理解し、地元の気象台が発表するきめ細かい情報を防災などに役立ててほしい」と話しています。