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TBS「解放」報道を訂正、日本も現地も情報混乱 イスラム国人質

「イスラム国」の人質事件で情報が混乱しています。TBSが「NEWS23」で「人質解放」の報道を訂正。日本の外務省も「アルジャジーラ」に訂正を申し入れたほか、ヨルダン外相も現地の報道を否定するツイートを投稿しています。

28日、アンマンの在ヨルダン日本大使館前で報道陣の質問に答える中山泰秀外務副大臣。人質事件をめぐり情報の混乱が続いている
28日、アンマンの在ヨルダン日本大使館前で報道陣の質問に答える中山泰秀外務副大臣。人質事件をめぐり情報の混乱が続いている 出典: 朝日新聞

目次

 「イスラム国」の人質事件では、28日に日本の外務省が「アルジャジーラ」に訂正を申し入れたほか、ヨルダン外相も死刑囚の国外移送という現地の報道を否定しました。さらに、TBSが「NEWS23」で「人質解放」を報じた後に事実上訂正。タイムリミットを示された「劇場型」の人質事件に、国内外のメディアも混乱した状況が続いていています。

TBS、「人質解放」を訂正

 TBSの報道番組「NEWS23」では、28日午後11時すぎに「『イスラム国』新たな声明  “アラーの名にかけて人質を解放します”」と速報。「イスラム国」のものと思われる新たな映像を紹介し、人質が解放されるとの意思表明がなされた模様、と伝えました。しかし、番組の終了間際に内容を事実上訂正。ウェブサイトからもそのニュースを削除しました。ツイッターでは「なんやったんや、あの映像は」など、指摘の声が相次ぎました。



外務省、アルジャジーラに訂正求める

 一方、現地の報道も混乱しているようです。日本の外務省は28日、中東の報道機関「アルジャジーラ」のニュースに誤りがあるとして、訂正を申し入れました。外務省はホームページの中で、「アル・ジャジーラのネット版(アラビア語)にて、桜井修一駐ヨルダン日本国大使の発言として、『サージダ・アル・リーシャーウィー』が移送され、引き渡される情報を持っている」との報道があるが、これは全くの誤報です」と指摘しています。

 リーシャーウィー(リシャウィ)はヨルダンで収監されている女性死刑囚です。「イスラム国」に拘束されている日本人ジャーナリスト後藤健二さんや、ヨルダン空軍パイロットのムアーズ・カサースベさんとの「人質交換」が取りざたされています。

外務省のサイトにアップされたアルジャジーラに訂正求める報道発表
外務省のサイトにアップされたアルジャジーラに訂正求める報道発表 出典:シリアにおける邦人拘束事案に関する誤報 | 外務省

ヨルダン外相、ツイッターで現地報道否定

 ヨルダンのジュデ外相も28日、自身のツイッターで、地元メディアなどが報じていた、リシャウィ死刑囚の国外移送を否定しました。ジュデ外相は、「我々のパイロットが解放されない限り、リシャウィ死刑囚を解放することは決してない」と投稿しています。


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