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相撲のキラキラしこ名、DQNしこ名…協会的には意外とOK
最近の大相撲のしこ名は、ユニークなものが増えています。本名のまま活躍を続ける遠藤、注目を集めた「右肩上り」など、しこ名が主な話題になる力士もいます。命名の決まり事はあるのでしょうか。
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最近の大相撲のしこ名は、ユニークなものが増えています。本名のまま活躍を続ける遠藤、注目を集めた「右肩上り」など、しこ名が主な話題になる力士もいます。命名の決まり事はあるのでしょうか。
近年の大相撲のしこ名は、ユニークなものが増えています。本名のまま活躍を続ける遠藤、注目を集めた「右肩上り」など、しこ名が主な話題になる力士もいます。命名の決まり事はあるのでしょうか。
しこ名は、所属する部屋の親方や後援者が命名するのが一般的です。部屋にゆかりの文字を入れたり、「小錦」や「若乃花」など、代々受け継がれるしこ名を、看板力士が名乗ったりすることが多いです。
一方で、日本相撲協会には、しこ名に関する規定はなく、文字数や使える漢字にも制限はありません。
明治時代には「ヒーロー市松」「自動車早太郎」といった力士がいました。
現在でも、ウルトラマンにちなんだ「宇瑠虎(うるとら)太郎」、好きなアイドルのニックネームを入れた「桃智桜(ももちざくら)五郎丸」など、式秀部屋は一風変わったしこ名で話題です。
なかでも最近では、大嶽部屋の「右肩上り」が注目されました。当時の親方(元関脇貴闘力)が「こんな世の中だから、口にするたび明るい気持ちになれるように」と2009年に付けましたが、送りがなを抜いた「右肩上」への再改名を経て、先の初場所から吉野という本名に戻しています。
現在の親方(元十両大竜)は「珍名で有名になっても勝たないと意味がない」と、ユニークなしこ名がひとり歩きすることには否定的。改名して臨んだ初場所は、西幕下56枚目で4勝3敗と勝ち越しました。