グルメ
飲むカントリーマアム、舌にどろっ ネクターの技術でドリンク化成功
本日12月9日、不二家のお菓子「カントリーマアム」の飲み物が発売されました。なぜ、ドリンクになったのでしょうか?
グルメ
本日12月9日、不二家のお菓子「カントリーマアム」の飲み物が発売されました。なぜ、ドリンクになったのでしょうか?
本日12月9日、不二家のお菓子「カントリーマアム」の飲み物が発売されました。その名もズバリ「飲むカントリーマアム」。あの表面さっくり、中はしっとりの食感をドリンクにすると、どうなるのか? そもそも飲み物にする意義とは? 実際に飲んで、不二家に聞きました。
本日からローソン限定で発売されたこの商品。価格は税抜き140円で、冷やしても温めてもおいしいそうですが、温めた方がオススメだそうです。
これまで、カントリーマアムの名を冠したアイスやロールケーキが販売されたことはありましたが、飲み物は初の試み。
いったいなぜ、飲み物化することになったのか? 不二家の広報室に聞きました。
「カントリーマアムは1984年に誕生し、今年発売30周年を迎えました。その節目の年に、ローソンさんとの商談の中で『ドリンクにしてみては?』というご意見をいただき、発売することになりました」
いざ、ローソンへ行くと、売り場にあったのはコールドのみ。さっそく買って飲んでみました。
缶を開けると、まさにカントリーマアムの封を開けた時と同じ香りがします。
口に含んでみると、ネクターほどではないものの、舌にドロッとのっかる感じ。クッキーにも含まれている「白ねりあん」が効いているようです。
それでいて、味わいは想像していた以上にさっぱり。自販機のカップ飲料のココアよりも甘さ控えめな印象を受けました。
商品化するにあたって工夫した点を聞きました。
「詳しいことは明かせませんが、クッキーのカントリーマアムと共通の原料を一部使用しています。自社で『ネクター』などの飲料の開発も手がけているので、開発部門が互いに連携して強みをいかすことができました」
カントリーマアムを飲み物にする意義とは何なのか? 改めて聞きました。
「カントリーマアムを電子レンジなどで少し温めて食べる食べ方は、お客様の間でもポピュラーなので、イメージ的には親和性があると思います。寒い季節になるので、温かい飲み物で楽しんでもらえたらと思います」
そういえば、カロリーメイトも固形のブロックと飲料の缶と両方あります。カントリーマアムが飲料になっても、なんら問題ありません。
不二家さん、次は「LOOKチョコレート」や「ホームパイ」のドリンクにも挑戦してください。