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来季J1昇格、5クラブに絞られた! プレーオフ、新ジンクス誕生?
7日に行われたサッカーJリーグのJ1昇格プレーオフは、山形が千葉を破って4年ぶりのJ1復帰を決めました。12年から導入されたプレーオフですが、勝ち抜いたクラブには意外な共通点があります。サッカー界の新たなジンクスとなるでしょうか。
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7日に行われたサッカーJリーグのJ1昇格プレーオフは、山形が千葉を破って4年ぶりのJ1復帰を決めました。12年から導入されたプレーオフですが、勝ち抜いたクラブには意外な共通点があります。サッカー界の新たなジンクスとなるでしょうか。
7日に行われたサッカーJリーグのJ1昇格プレーオフ。天皇杯で初の決勝進出を果たし、波に乗る山形(J2・6位)が、千葉(J2・3位)を1―0で破り、4年ぶりのJ1復帰を決めました。
J1昇格プレーオフは、2012年から導入されました。年間1、2位のクラブはJ1に自動昇格し、残る1枠をかけて、3位~6位のクラブがトーナメント方式で争うという仕組みです。
これまでプレーオフを勝ち抜いて、J1昇格を果たしたのは、今年の山形を含めて計3クラブですが、意外な共通点があることをご存じでしょうか。
サッカーに詳しくなくても、ひと目でわかるものです。以下の画像をご覧ください。
もうおわかりですね。見たままですが、3クラブとも「青い」。共通点は、チームカラーです。
もちろん単なる偶然でしょうが、3年連続プレーオフで敗退した千葉のチームカラーが「イエロー」「グリーン」「レッド」というのが対照的です。
サッカー界には、様々なジンクスがありますが、世界的に有名なのが「バロンドールの呪い」です。
ワールドカップ(W杯)が開催される前年に、世界年間最優秀選手「バロンドール」に輝いた選手は、翌年のW杯で優勝を手にすることが出来ないというものです。今年のブラジルW杯では、クリスティアノ・ロナルド選手が「呪い」の犠牲になり、所属するポルトガルは1次リーグで敗退しました。
昇格プレーオフは、「青いクラブ」が制す――。
果たしてJ1昇格プレーオフの新たなジンクスとして定着するのでしょうか。
ちなみに来季J2で戦うクラブのうち、青をチームカラーにしているのは?
Jリーグの公式ホームページで確認してみました。
明確に「クラブカラー」を「青」「ブルー」と表記しているのは、水戸、横浜FC、長崎、大分、加えてJ1から降格する徳島の計5クラブです。
各クラブとも自動昇格圏に入りたいところでしょうが、プレーオフに出場した時は注目です。
では過去、プレーオフを勝ち抜いて昇格を果たした2クラブの昇格後の成績はどうだったのでしょうか。水を差すようですが、昨季J1で戦った大分、今季の徳島ともに苦戦を強いられ、最下位の18位に終わり、両クラブともわずか1季でJ2降格となりました。
山形は来季、苦戦を強いられるのか、それともこれまでのプレーオフ組との違いを見せられるのか――。
好調の山形は、天皇杯でチーム史上初の決勝進出を果たしました。決勝の相手は、今季のJ1覇者・ガンバ大阪。来季を占う意味でも、今月13日の天皇杯決勝の戦いぶりに注目しましょう。