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はやぶさ2、打ち上げ まだ間に合う究極の見物方法はこれ!
小惑星探査機「はやぶさ2」が種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられます。一大ブームを巻き起こした「はやぶさ」の後継機の旅立ちを一目見ようとする人たちで島への交通や宿はすでに満杯。今からでも見られる方法はあるのでしょうか。
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小惑星探査機「はやぶさ2」が種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられます。一大ブームを巻き起こした「はやぶさ」の後継機の旅立ちを一目見ようとする人たちで島への交通や宿はすでに満杯。今からでも見られる方法はあるのでしょうか。
【追記:12月3日】 打ち上げ予定は当初の11月30日から、天候不順のため12月1日に変更され、さらに再変更で3日になりました。
宇宙航空研究開発機構と三菱重工業は30日、小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH2Aロケット26号機の打ち上げを予定していた12月1日から延期し、3日午後1時22分4秒にすると発表した。
小惑星探査機「はやぶさ2」が30日午後1時24分、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられます。一大ブームを巻き起こした「はやぶさ」の後継機の旅立ちを一目見ようとする人たちで島への交通や宿はすでに満杯。今からでも見られる方法はあるのでしょうか。
30日午前の鹿児島から種子島に入る高速船は、午前10時発の便を除きすべて満席です。ただ、屋久島から種子島に入る便は少し余裕があるようです。運営会社によると、午前7時50分に種子島宇宙センターから約40キロ離れた西之表港に到着する便に少し空きがあるそうです。屋久島に戻る午後4時40分出発の便も残席があります。
観光協会によると、島内のレンタカーはすでに予約で埋まっていますが路線バスが利用できます。
島内での宿泊はキャンプという手があります。発射場から約7キロ離れた宇宙ケ丘公園(南種子町)の一角と、約50キロ離れた「浦田海水浴場・キャンプ場」(西之表市)が利用できます。南種子町役場によると、宇宙ケ丘公園ではすでに24件の申し込みがあるそうです。南の島とはいえこの季節の朝晩は気温十数度に下がるため、防寒対策が必要です。
発射場から約40キロ離れた屋久島からも打ち上げを見ることがきます。
島内でも見学場からでは味わえない打ち上げを楽しむことができるかもしれません。
シーカヤックに乗ってたどり着いた海岸から打ち上げを見る――。種子島にあるシーカヤックツアー企画会社「OCEAN GUIDES(オーシャンガイズ)」(西之表市)は、天候が良ければ発射点から北に約4キロメートル離れた海岸にツアー客を案内する予定です。
5月24日の「だいち2号」打ち上げでは、40代の夫婦がシーカヤック以外では行くことが難しい見学スポットを目指しました。たどり着いた岩場に他の見学客なく、ガイドの山下ミコさん(34)は「静まりかえった自分たちだけの海岸で打ち上げを見るのは格別」と魅力を語ります。
パラグライダーの体験教室などを開いている「種子島スカイスポーツ」(西之表市)代表の中野忠志さん(65)は、上空からの打ち上げ見学を計画しています。
飛行禁止区域の外、発射点から7~8キロメートル離れたあたりで200~300メートルの高さから見る予定です。
ただ、この季節は風が強く実現は難しそう。中野さんは「飛び立てる確率は20~30%ぐらい」と話しています。今回は初めての試みということもあり、一般の体験希望者と一緒に飛ぶ予定はいまのところないそうです。
「現地には行けないけど、大勢の人で打ち上げを楽しみたい」という方には、パブリックビューイングがあります。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、実施するのは、科学館や公民館、JAXA施設など全国で80カ所以上。ただし、すでに参加応募を締め切っているところもあるので注意が必要です。