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辞任の松島みどり法相、祭りで配ったうちわの何が問題だったのか
松島みどり法相が20日、辞任しました。公選法違反が取り沙汰されたうちわ配布、そもそも何が問題だったのでしょう。
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松島みどり法相が20日、辞任しました。公選法違反が取り沙汰されたうちわ配布、そもそも何が問題だったのでしょう。
松島みどり法相が20日、辞任しました。
小渕優子経産相に続いて、安倍首相が改造内閣の目玉としていた女性閣僚の辞任です。
公選法違反が取り沙汰されたうちわ配布、そもそも何が問題だったのでしょう。
10月7日、参院予算委員会で、民主党の蓮舫氏が手にしたうちわ。
「松島氏が、自らの選挙区(東京14区)でのお祭りで配った」として、「寄付にあたり違法だ」と訴えました。
公職選挙法では、選挙区内で、有権者に寄付することを禁止しています。
蓮舫氏は委員会で、「しっかりとした柄(え)。それにつながる骨組みがある。うちわなら、価値のある有価物で、その配布は寄付となり違法だ」と指摘。
これに対し、松島氏は、「議員の活動報告を印刷した配布物だ。うちわと解釈されるならば、うちわとしての使い方もできる」と主張しました。
この「うちわ」が、討議資料か?有価物か?の議論が、その後深まることはありませんでした。
松島氏が野党の追及を「色々な雑音」と形容して陳謝したり、民主党議員が公選法違反容疑で刑事告発したりするなどし、追い込まれる形での辞任となりました。