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グルメ

コメダの抹茶ロールがアレに似てる まるで「サル似のキリスト」?

みなさん「コメダ珈琲店」をご存じですか? そう、コーヒーを頼むとトーストとタマゴがついてくるモーニングサービスの充実したあの店です。そこのロールケーキが、ある絵に似ていると話題になっています。スペインで「自称画家」の女性が修復して、「サル顔」と酷評されたキリストのフレスコ画です。

コメダ珈琲店のロールケーキ「とっても抹茶」=コメダ提供
コメダ珈琲店のロールケーキ「とっても抹茶」=コメダ提供

目次


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みなさん「コメダ珈琲店」をご存じですか? そう、コーヒーを頼むとトーストとタマゴがついてくるモーニングサービスの充実したあの店です。そこのロールケーキが、ある絵に似ていると話題になっています。スペインで「自称画家」の女性が修復して、「サル顔」と酷評されたキリストのフレスコ画です。

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2万件近くリツイート

ロールケーキとフレスコ画が似ているという下のつぶやきは、2万回近くリツイートされています。


フレスコ画、こんな騒動でした

忘れた人のために、まずはフレスコ画をめぐる騒動を振り返ります。

 スペインで、80代の「自称画家」という女性が修復し、「サル顔」と酷評されたキリストのフレスコ画が再び注目を集めている。絵を一目見ようと観光客が殺到し、「町おこし」の起爆剤になっている。

 騒動の発端は昨夏、スペイン北東部の町ボルハで起きた。100年以上前に描かれたとされるキリストのフレスコ画をセシリア・ヒメネスさんが善意で修復したところ、大きく作風が変わり、「毛むくじゃらのサル」(英BBC)になった。世界中から批判が集まり、ヒメネスさんはショックで寝込んでしまったという。

 ところがその後、ヒメネスさんの絵を見たいという人々が殺到。CNNや地元紙などによると、これまでに7万人が教会を訪れ、入場料として集まった5万ユーロ(約650万円)は地元に寄付されたという。おかげで現地の飲食店も活況で、食器やポストカードなどの生産も検討。国内のワインメーカーは、彼女の作品をラベルにあしらったワインを2万本生産することを決めた。

 そのヒメネスさんは、今月24日まで町で個展を開いている。英紙テレグラフの取材に「支援してくれる人たちがいて、私はとても幸せ」と喜んでいるという。
2013年08月19日の朝日新聞

コメダに聞いてみた

コメダ珈琲店のモーニング
コメダ珈琲店のモーニング 出典: 朝日新聞

ロールケーキとフレスコ画。並べてみると、確かに似ている。

ところが、コメダのホームページで「とっても抹茶」の画像を見ると「顔」が違っているではないか!

コメダの本社に問い合わせてみた。

Q ホームページの画像は違うようですが?

A 店頭のPOPとホームページは違う写真を使っています。POPの写真が似ていると話題になっているようです。

Q 何か狙いがあって別画像を使っているんですか?

A 偶然です。

Q そもそもPOPで使われているケーキは、フレスコ画を意識してつくったのでしょうか?

A まったくの偶然です。実際の商品もひとつひとつ異なっています。もしかしたら、あの絵に似たロールケーキに出会えるかもしれません。ぜひ、お店でお確かめください。

芸術の秋、味覚の秋。両方を満たしてくれるネタでした。

コメダ珈琲店のシロノワール
コメダ珈琲店のシロノワール 出典: 朝日新聞
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