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BBCも取り上げた!うどん県発ドッグヌードルの正体とは
「うどん県」こと香川県の製麺会社が売り出した「ドッグヌードル」、ずばり犬用の讃岐うどんです。最近話題になり、あのBBCも取り上げました。塩分控えめ薄味です。
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「うどん県」こと香川県の製麺会社が売り出した「ドッグヌードル」、ずばり犬用の讃岐うどんです。最近話題になり、あのBBCも取り上げました。塩分控えめ薄味です。
「うどん県」こと香川県に、ユニークなコンセプトの讃岐うどんを生産・販売している製麺会社があります。商品名は「ドッグヌードル」。ストレートすぎるネーミングですが、ずばり犬用の讃岐うどんです。
このドッグヌードル、最近ネットで話題になり、先月にはあのBBC(英国放送協会)もウェブで取り上げました。
インパンクト大のパッケージ写真をデカデカと掲載。記事自体は、日本のニュースサイトの引用が中心ですが、「"Inu senyou", ("especially for dogs")」(なぜか犬専用はローマ字併記)、「世界初の犬用讃岐うどん」などと紹介しています。
なぜこんな製品を……。
製造・販売している瀬戸内讃岐工房(香川県善通寺市)に問い合わせると、営業・広報を担当する豊永翼さん(24)が丁寧に答えてくれました。
実は「ドッグヌードル」、数年前からすでに販売を始めていたそうで、最近になって、ツイッターなどで話題になっているとのこと。
ちなみに商品の発案者は、愛犬家の宮谷一敬社長。自身の犬好きとペットブームを考慮し、開発したそうです。
話題を集めて売り上げ激増、さらにはBBCに取り上げられて英国マダムからの注文も……。
と思って聞いてみると、豊永さんは「海外からの注文はないですね」とあっさり否定。
また売り上げの急増もないそうです。ただ最近知ったという新規のお客さんからの注文は、入り始めています。
中には「パッケージの犬では目立たない」と、自身の愛犬の写真を送ってくるという熱烈な「売り込み」もあったそうです。
肝心のうどんですが、製造過程は、我々が食べる讃岐うどんと大差ないそうです。
では、お味は?「大きな違いは塩分控えめなことです。小麦粉由来の成分があるので無塩とは表記できませんが、めんの製造過程で塩は加えていません」と豊永さんは話します。
当然、社内で試食もしていますが、「薄味です」(豊永さん)。
さらに犬が食べやすいように、すぐにかみ切れるように工夫しているそうです。
価格はだし付きで、税込みで324円となかなかのお値段。
ただ賞味期限は1年と日持ちします。
「犬の誕生日なので、間に合うように送ってほしい」といった注文もあるそうなので、特別な日に愛犬と一緒に味わってみてはいかがでしょうか。