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安藤美姫の言葉「つらいときは空を見る」

昨春、娘を出産したプロスケーター安藤美姫さんの言葉。

フィギュアスケート全日本選手権SPで演技する安藤美姫選手=山本裕之撮影、2013年12月22日
フィギュアスケート全日本選手権SPで演技する安藤美姫選手=山本裕之撮影、2013年12月22日 出典: 朝日新聞
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出典:朝日新聞デジタル
スケートを始めて間もない9歳のとき、父を亡くしました。「パパは絶対、空から見てくれてる」と思って、自然に空を見上げていました。ジュニアの頃からは「ジャンプするときはパパが絶対、上から引っ張ってくれる。美姫がこけないように」って思いながら滑っていました。

つらいとき、人は下を向きがちです。でも空を見ると顔が上がりますよね。空には色々な顔があります。晴れていたら気持ちが高まったり、雨だったら「自分のために空も泣いてくれてる」と思ったり。

海外でホームシックになることもありましたが、「この空は世界中つながっているんだな、一人じゃないんだな」と思いました。この言葉は、子育てやスケートだけでなく、人生においてつらいときに思い出しています。


プロスケーター・安藤美姫(26)
朝日新聞デジタル
出典:朝日新聞デジタル
 1987年、愛知県生まれ。14歳で女子選手として史上初の4回転ジャンプに成功した。全日本選手権で3回優勝。2006年のトリノ五輪15位、10年バンクーバー五輪5位。07、11年の世界選手権で優勝。

 13年4月に出産、同年12月に全日本選手権に出場。その後、現役を引退し、プロスケーターとしてアイスショーに出演するほか、様々な社会貢献活動にも力を入れている。
朝日新聞デジタル
(関連記事)インタビュー:産んでよかった 安藤美姫さんに聞く ジャーナルM 公式サイト:安藤美姫フェイスブック
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