IT・科学
９億再生のユーチューバーHIKAKIN、原点にスーパーマリオ
ユーチューバーHIKAKINさんは、世界屈指のアクセス９億回を誇る。デビューのきっかけとなったのは、ちょっとなつかしいファミコンゲームだった。
毎夜７時流れる「ヒカキンＴＶエブリデー！」
自作自演の動画では、いろんな「やってみた」に挑戦。ゆるいけど、なかなかのクオリティーです。
人気漫画「ワンピース」の主人公の大好物、骨つき肉づくりに挑んだり、「コアラのマーチ」の箱を３０分間振り、大きなチョコボールをつくってみたり。５分前後の動画はすべて自作自演だ。
（ひと）ＨＩＫＡＫＩＮさん ユーチューブへの動画投稿を仕事にする：朝日新聞デジタル
アクセス数９億回超え
ゆるい動画ですが、再生回数は脅威の９億回。その「ゆるさ」が子どもたちの心をがっちりつかんでいるようです。
コミカルな表情や多彩な声が、小中学生を中心に人気で、アクセス数は計９億回を超えた。
（ひと）ＨＩＫＡＫＩＮさん ユーチューブへの動画投稿を仕事にする：朝日新聞デジタル
動画のきっかけは懐かしのファミコンゲームだった…
なんでこんなことをするようになったのか？ 懐かしのテレビゲーム「スーパーマリオブラザーズ」がきっかけだったそうです。
スーパーマリオを声で再現、１日で２０万回再生
「スーパーマリオ」を声で再現。一瞬、なんのことかわかりにくいですが、声色で色んな楽器を「演奏」するボイスパフォーマンス（ボイパ）で、演奏したところ、一気に人気に火がついたのです。
職業ユーチューバー グーグルと契約
そしてプロに。これも一瞬、なんのことかわかりにくいですが、プロのユーチューブの出演者という職業があるんです。企業から受け取る広告料が収入。中には年収１千万円という人も・・・
職業は「ユーチューバー」。ユーチューブを運営するグーグルと契約し、再生回数などに応じ、動画に広告を出す企業から広告料を受け取る。年収１千万円以上の人が世界に数千人いる。
（ひと）ＨＩＫＡＫＩＮさん ユーチューブへの動画投稿を仕事にする：朝日新聞デジタル
ユーチューバーが職業として成り立つシカケ
ＨＩＫＡＫＩＮさんは、YouTuber専門のマネジメントプロダクション「uuum（ウーム）」に所属。プロダクションを通じて企業と交渉したり、企画を練ったりしているそうです。
さまざまな企業から受注した案件や、uuumに所属するYouTuberの制作した動画の広告収益の一部で売上を立てています。YouTuberの作った動画のマネタイズを最大化するのが重要です。
“HIKAKIN”を支えるYouTuberプロダクション「uuum」の正体 - CNET Japan
スマホの普及で注目
スマホの普及によって、動画がぐっと身近になって、その動画のスペシャリストであるユーチューバーが生まれた。そういう流れがあるようです。
スマートフォンの普及が関係していて、動画の視聴環境がPCからスマートフォンに変わり、YouTubeがより多くの人に知られることになった。
“HIKAKIN”を支えるYouTuberプロダクション「uuum」の正体 - CNET Japan
「２０代のうちは突っ走りたい」
一躍、有名人になったHIKAKINさん。現在はスーパーを辞め自宅マンションから発信し続けています。
２年半前にスーパーを辞め、自宅マンションの４畳ほどの書斎が「職場」だ。撮影から編集まで１人でこなす。「先はわからないけど、２０代のうちは突っ走りたい」。今日もネットでネタ探しだ。
（ひと）ＨＩＫＡＫＩＮさん ユーチューブへの動画投稿を仕事にする：朝日新聞デジタル
世界には、もっとすごいユーチューバーが・・・
世界に目を向けると、文字通りケタ違いのユーチューバーがいるようです。「歌手のものまねの仕方」などハウツー動画が評判の「nigahiga」。こちらのチャンネル登録数は1200万を超えています。そして、ゲーム動画専門のPewDiePieのチャンネル登録数は、なんと2900万！ プロとしてやっていけるのも納得です。（ちなみにＨＩＫＡＫＩＮＮさんのHikakinTVは152万。これでも十分、多いのですが・・・）。
