話題
原寸大の段ボールSLの造り込みが尋常じゃない
福岡・天神のイムズで展示されている段ボールで作った原寸大SLの組み立て過程を取材しました。その造り込み、半端なかったです。
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福岡・天神のイムズで展示されている段ボールで作った原寸大SLの組み立て過程を取材しました。その造り込み、半端なかったです。
福岡・天神のイムズで8月11日まで展示されている段ボール製原寸大SL「D51」。
その造り込みときたら…まずは動画を。
使われた段ボールはみかん箱相当で4000個。パーツ1700点、機関車本体の重さ1250キロ。作ったのは1級建築士で段ボール工芸作家の島英雄さん(長崎県南島原市)。D51を設計した島秀雄・元国鉄技師長と同じ名なのは偶然か必然か。
実際に特産の「ばれいしょ」や島原そうめんなどを運ぶための箱を使ってます。
同じ段ボールでも大きな一枚板を使えば切り抜くだけで済むパーツも増えますが、あえて普通の段ボールを使っています。「そのほうが味が出るから」(島さん)
動輪はポン付けではありません。軸が通してあり、ちゃんと回ります。
組み上がると見えなくなる部分まで手を抜きません。なぜそこまで。
ボルトのボルト感がすごい
時刻表風の今後の巡回予定が掲示されていました。九州北部を巡回中。10月下旬に広島、来年1~2月ごろ大阪、GWに名古屋と通過していき、7~8月に東京に到着予定です。
組み上がった状態だと見えなくなる部分が多数。8月12日の公開解体がみどころ。近隣に巡回してくる方は、ボランティアとして組み立てに参加してみるべし。