• ギャグマンガ、作者はAKB４８ファンでおなじみの人
• イケメンと恋と受験と「東京大学物語」
• そして最近はロリータ少女

多くの人には関係ないかもしれない東大受験ですが、昔から漫画や本の題材にされてきました。ギャグ漫画からロリータ少女へ、東大受験本にも時代を感じる変化があるようです。

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ギャグマンガ「東大一直線」　１９７６～７９年

東大合格を夢見て勉強に邁進（まいしん）する東大通（とうだいとおる）。志望は高いが成績は壊滅的な「ぱあぷりん」。そのギャップを、ドタバタ、繰り返し、ダジャレで描く。

2011年11月24日：「（みんなのマンガ学）東大一直線　お下劣でお馬鹿な求心力」朝日新聞紙面から

東大一直線 出典： (C)小林よしのり

作者はAKB４８ファンとしても有名な、この方

小林よしのりさん＝2014年6月2日、東京都世田谷区、白井伸洋撮影 出典：（集団的自衛権 行方を問う）間違いなく「地球の裏」へ 漫画家・小林よしのり氏：朝日新聞デジタル

イケメンと恋と受験と「東京大学物語」　１９９２～２００１年

主人公の村上直樹は、東大合格に太鼓判を押された成績優秀で運動神経抜群、かつイケメンの高校３年生。だが、異常な性欲の持ち主で妄想癖が強いうえ、考えていることがすぐ顔に出るという厄介な青年でもある。

2010年2月17日：「（みんなのマンガ学）東京大学物語　波瀾万丈な恋愛と受験」朝日新聞紙面から

東京・本郷の東大赤門＝2013年4月1日 出典： 朝日新聞

ドラマ化もされた

漫画をドラマ化する「東京大学物語」（テレビ朝日で十月十日から）の制作発表に、原作者の江川達也さんも顔を見せた。出演の稲垣吾郎や瀬戸朝香らと並んで、「もくろみとしてはもともとドラマ化を意識していた。念願かなって、よろこんでいる」とあいさつした。

1994年9月13日：「漫画家の江川達也さん　ドラマ化意識していた（立ち話） 」朝日新聞紙面から

東京大学物語はドラマ化もされ瀬戸朝香さんが出演 出典： 朝日新聞

そして最近はロリータ少女　２０１４年

偏差値48から東大を目指し、みごと合格をはたした経験のある大石さんは、3月20日にコミックエッセイ『妄想娘、東大をめざす』（幻冬舎）を出版します。

福岡のロリータ少女は、なぜ東大をめざしたのか？ - 東京大学新聞オンライン

大石蘭さん 出典： 東京大学新聞提供

「誰も東大を目指さない」高校から東大へ

本当に一人でやっていたんで、ノイズも少なかったですね。誰も東大を目指さない学校だったので、「東大に行く」なんて言うのは、「わたし、宇宙に行く」と宣言するようなものなんです。

福岡のロリータ少女は、なぜ東大をめざしたのか？ - 東京大学新聞オンライン

大石蘭さん 出典： 東京大学新聞提供

東大合格までの道のりをコミックエッセイに

それまでイラストは好きで描いていたのですが、マンガを描くのは初めてで、しかも140ページ描きおろし......正直東大受験よりぜんぜん大変でした（笑）。

福岡のロリータ少女は、なぜ東大をめざしたのか？ - 東京大学新聞オンライン

幻冬舎から出版された「妄想娘、東大をめざす」 出典： 東京大学新聞提供