話題
今日のGoogleタイトルロゴは、ちゃんと見てほしい
7月17日は、元南アフリカ共和国大統領ネルソン・マンデラ氏の誕生日。グーグルがトップページで氏の言葉を紹介しています。イスラエル軍がガザ自治区に侵攻し、ウクライナでマレーシア機が墜落するなど、憎しみと動乱が広がる世界に感動を与えています。

7月18日は故ネルソン・マンデラ氏の誕生日 グーグルがタイトルロゴで特集
南アフリカ共和国の元大統領ネルソン・マンデラ氏が遺した言葉を、グーグルがタイトルロゴで紹介している。



27年余の獄中生活でも反差別を貫き、ノーベル平和賞受賞

南アフリカ共和国のアパルトヘイト(人種隔離)政策に反対、1962年に投獄されるが、獄中でも意志を曲げず、反差別の世界的シンボルとなる。1990年に釈放され、93年にノーベル平和賞を受賞。94年、民主化された南アフリカの第8代大統領に就任。2013年12月5日、95歳で死去。

憎しみではなく、許しと融和を訴え続けた希有な生涯
反アパルトヘイト(人種隔離)指導者のマンデラ氏が世界のカリスマになった背景には、「体制」に人権を踏みにじられた、筆舌に尽くしがたい半生があるからだ。もっとも、世界の尊崇を集め、アフリカの「タタ=お父さん」とまで言われたのは、マンデラ氏が個人の感情を捨て去ることができたからだとも言える。
少数者が多数者を抑え込む、ゆがんだ植民地支配という体制に、アフリカの人々は苦しめられた。それが去った後も、残った大きな壁がアパルトヘイトだった。
アフリカには今なお、植民地支配との戦いを口にする指導者がいる。民族対立や土地所有の不平等といった形で噴出する「負の遺産」の処理をめぐり、指導者たちは「倍返し」とばかりに、憎しみの連鎖を生み出してきた。
しかし、27年以上の獄中生活をへてマンデラ氏は許しと融和を打ち出した。個人の痛みや恨みを乗り越え、アフリカの未来を形づくろうとしたからこそ、南ア以外の国々の人たちからも「タタ」と慕われ、世界の指導者から手放しの尊敬を集めた。

ガザやウクライナの情勢に引き寄せて考えるツイッター上の声・声・声
Google ロゴがネルソン・マンデラの生誕日を告げる日、ウクライナでマレーシア航空機の残骸と持ち主を失ったパスポートの映像が、パレスチナのガザ地区にイスラエル軍が侵攻し、夜空にあがる炎の映像がテレビニュースに流れる。
— Eiichi Kamayama (@eikama) 2014, 7月 17
ウクライナ情勢、イスラエルの侵攻、耳をふさぎたくなるようなニュースばかり続く中で、今日のグーグルのマンデラ氏の言葉は、本当に心に沁みる「生まれた時から、肌の色や育ち、宗教で他人を憎む人などいない。」:ネルソン マンデラを称えて
https://t.co/WL2ZLDUqMB
— ×WAGU (@xWAGU) 2014, 7月 18
今日は、マンデラさんの誕生日だった。国家への反逆罪で30年近く獄中で暮らし、やっとアパルトヘイトが認められて全民族融和の礎となったというのに。ウクライナや中東、アフリカの今に、こういう平和への願いが届かないはずはないのにと思う。
— godmother (@godmother6) 2014, 7月 17
イスラエル、パレスチナ、ウクライナはもとより、シリアやエジプト、そして大国、先進国と言われる国々から小国まで。ネルソン・マンデラという、偉大な先人の言葉をきけ!
— がじょ (@gajo0711) 2014, 7月 18
心に響く言葉。ガザもそうだが、今銃を振り回している人には「戦争をやめろ」という言葉は基本的に届かないと思っている。もっと根っこは深いはず。そういう根本は教育からしか変えられない。今から時間をかけて。ネルソン マンデラを称えて
https://t.co/9u03z88NWm
— Yasnori Hirata (@ulftorio) 2014, 7月 18
お願いだからもう止めてくれ(T_T)
憎しみが憎しみを産むだけだ…マンデラさんの言葉を聞け!
【イスラエル・ガザ進攻】作戦と同時に停電、闇夜に迫る攻撃音 「恐ろしい夜だ」 - MSN産経ニュース http://t.co/v1BJcTW5s9
— wannta@YellowHeads (@wanntaYH) 2014, 7月 18