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エンタメ

ギャルってもう流行らんの? egg休刊・不況・まじめ化・・・

ギャル系とされた女性誌の休刊が相次いでいる。時に奇抜な服装やメークで、同世代から一定の支持を集めてきたギャル。だが街を歩いても、そんなタイプの女性が目立たなくなった。彼女たちは消えたのか?

ギャルのファッションに身を包んだモデルが登場した「東京ガールズコレクション」=2009年6月21日
ギャルのファッションに身を包んだモデルが登場した「東京ガールズコレクション」=2009年6月21日 出典: 朝日新聞

目次

「小悪魔ageha」に続き、「egg」も消えた

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短いスカートの女子高生=2008年5月21日、大阪市中央区、川村直子撮影
短いスカートの女子高生=2008年5月21日、大阪市中央区、川村直子撮影 出典: 朝日新聞
「egg 19年と9カ月のキセキ」――。ギャル系雑誌「egg」は今月、次号予告で、月末発売の7月号を最後に休刊することを明らかにした。1995年創刊。いわゆる「コギャル」と呼ばれた女子高生らにスポットを当て、ギャル文化発信の草分け的存在だった。
(ニュースQ3)ギャルが消えた? 雑誌からも街からも:朝日新聞デジタル

「かわいさ」度外視、それがギャルだった…

流行のファッションできめた子連れヤマンバたち=2000年12月9日、東京・渋谷で
流行のファッションできめた子連れヤマンバたち=2000年12月9日、東京・渋谷で 出典: 朝日新聞
その特徴は「男性視線の攪乱(かくらん)。露出は男に向けてではなく、自分の仲間にかっこいいと思われたいから」。だから、肌を真っ黒に焼き、目の周りを白く塗るヤマンバギャルのような「かわいさ」度外視のスタイルも生み出された。
(ニュースQ3)ギャルが消えた? 雑誌からも街からも:朝日新聞デジタル

「まじめ」化進み、廃れたギャル路線

就職活動が解禁となり、企業を集めた説明会に大勢の学生が詰めかけた=2013年12月1日、大阪市住之江区
就職活動が解禁となり、企業を集めた説明会に大勢の学生が詰めかけた=2013年12月1日、大阪市住之江区 出典: 朝日新聞
ギャル路線が廃れてきたのはなぜか。ライターの中沢明子さんは「ニーズの『まじめ』化」を指摘する。「労働環境が厳しくなり、就きたい職も得られない。自分は『ちゃんとしたい』という願望が強まっている」という。
(ニュースQ3)ギャルが消えた? 雑誌からも街からも:朝日新聞デジタル

「オヤジギャル」から「コギャル」へ ギャル史を振り返ると

日傘をさして歩く女子高生=2012年6月14日、奈良市
日傘をさして歩く女子高生=2012年6月14日、奈良市 出典: 朝日新聞
「ファッションもライフスタイルも丸ごとギャルだと自ら認める女の子は激減しました」。ギャルを調査、分析している電通ギャルラボ研究員の西井美保子さん(27)は話す。きっかけは00年ごろの美白ブーム。00年代半ば以降は「若い女性のライフスタイルと趣味の多様化が進み、ギャルも細分化しつつ、どんどん幅が広がった」という。
(ニュースQ3)ギャルが消えた? 雑誌からも街からも:朝日新聞デジタル
オヤジギャルブームを生み出した中尊寺ゆつこさん=2001年10月31日:出典・朝日新聞
オヤジギャルブームを生み出した中尊寺ゆつこさん=2001年10月31日:出典・朝日新聞
「ギャル」が使われ始めたのは1970年代とみられる。80年代後半、「オヤジギャル」の出現をきっかけに一気に全国区になった
朝日新聞デジタル:(いま子どもたちは)ギャルのこころ:1 ギャルは変わり続ける

「ギャルは見た目ではない」という説も…

兵庫県のママサークル「ラブ♡キッズ」の仲間たち=2012年7月13日
兵庫県のママサークル「ラブ♡キッズ」の仲間たち=2012年7月13日 出典: 朝日新聞
電通総研の西井美保子さん(27)が全国各地、多くの若い女性に会って確信したのは「ギャルは見た目ではない。年齢で区切るものでもない」ということ。就職しても、結婚しても、ママになっても、年をとっても「女」であり、「かわいい」ことを求める女性が増えているという。
(ニュースQ3)ギャルが消えた? 雑誌からも街からも:朝日新聞デジタル

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