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トーマス降臨記念！集まれユニーク列車たち
今月１２日、静岡県の大井川鉄道に、ちびっこたちのアイドル「きかんしゃトーマス」がデビューします。全国のユニーク列車を集めました。
今月１２日、静岡県の大井川鉄道に、ちびっこたちのアイドル「きかんしゃトーマス」がデビューします。
リアル・トーマスが大井川線を駆け抜ける
この夏、静岡県の大井川鉄道大井川線の新金谷―千頭間を走るＳＬ「きかんしゃトーマス号」の試乗会が２日あった。報道、旅行、行政関係者や、招待された地元の五和（ごか）保育園（島田市牛尾）の園児７２人らを乗せ、大井川の河原や茶畑が広がるのどかな風景の中を走り抜けた。
トーマスは、英国で作られた子供向けアニメの主人公の機関車。乗車した五和保育園児は「トーマス大好き」「川の景色がきれい」などと大喜びしていた。同乗した大井川鉄道の伊藤秀生社長は「車内でもっと楽しんでもらえる工夫をしたい。経営改善の起爆剤になれば」と話した。
朝日新聞デジタル：きかんしゃトーマス、大井川を走る 鉄道会社の起爆剤に（14年7月2日）
トーマスは、英国で作られた子供向けアニメの主人公の機関車。乗車した五和保育園児は「トーマス大好き」「川の景色がきれい」などと大喜びしていた。同乗した大井川鉄道の伊藤秀生社長は「車内でもっと楽しんでもらえる工夫をしたい。経営改善の起爆剤になれば」と話した。
お弁当もトーマス仕様！
トーマス号は今月１２日～１０月１２日の間、運転されますが、大井川鉄道によると、すでに座席は予約で満席だそうです。ただしキャンセルが入った場合は、乗車できる可能性もあるということです。
まだまだある国内ユニーク列車
待ちに待った「トーマス」発車が秒読みになりましたが、満席できっと今夏は乗れないなとお嘆きの方。国内には他にもユニークな列車があります！今回は、そんな個性派たちに集まってもらいました。
ななつ星
～日本版オリエント急行～
九州を一周する豪華寝台列車「ななつ星」の一番列車が１５日午後０時４７分、ＪＲ博多駅６番ホームを出発した。乗客は、最高７６倍の抽選を通った２８人で、関東地方の人が多い。近くのホームまであふれた５００人以上の人たちに見送られ、高級感とおもてなしを売りにする「日本版オリエント急行」の初めての旅が、始まった。
朝日新聞デジタル：豪華寝台「ななつ星」出発進行 高級感とおもてなし（13年10月15日）
大きな話題になった「ななつ星」。他の鉄道会社も続々と豪華列車市場への参戦を表明しています。
ＪＲ西日本は、２０１７年度までに日本海側の観光名所をめぐる豪華寝台列車を導入する。車内はホテルのような内装に仕上げ、料金は２泊３日で１人当たり３０万円前後を検討。中高年層に新たな旅の形を提案し、鉄道利用につなげる。
朝日新聞デジタル「豪華寝台列車、ＪＲ西も導入へ」（13年7月9日）
ＪＲ東日本は３日、新たに造る豪華寝台列車のデザインを発表した。全室スイートルームで２０１７年春に運行開始。当初は東日本、やがては全国を周遊させ、ＪＲ九州の「ななつ星」に負けない人気者に育てる考えだ。料金は未定。
朝日新聞デジタル：狙え「ななつ星」ＪＲ東も豪華寝台（14年6月3日）
ＪＲ予土線ホビートレイン
～四国初の夢の新幹線？～
新幹線が四国を走った！？――。団子鼻のデザインで知られる０系新幹線に似せたディーゼル列車が１５日、ＪＲ予土線で運転を始めた。普通列車として、愛媛・宇和島―高知・窪川間を毎日５～７本運行する。
宇和島鉄道の宇和島―近永間開通１００周年を今年１０月に迎えるのにちなんでＪＲ四国が企画した。ＪＲ東海・西日本の承諾を得て、車両「キハ３２」を約１千万円かけて改造。直径約１メートルの団子鼻や鼻の下のスカートなどを取り付け、警笛も０系と同型を加えた。最高速度は８５キロ。今後３年運行し、その後は利用状況などをみて決めるという。
朝日新聞デジタル：愛媛）０系新幹線列車、ゴー（14年3月16日）
宇和島鉄道の宇和島―近永間開通１００周年を今年１０月に迎えるのにちなんでＪＲ四国が企画した。ＪＲ東海・西日本の承諾を得て、車両「キハ３２」を約１千万円かけて改造。直径約１メートルの団子鼻や鼻の下のスカートなどを取り付け、警笛も０系と同型を加えた。最高速度は８５キロ。今後３年運行し、その後は利用状況などをみて決めるという。
ＳＬ銀河
～復興に向かって走れ！～
４２年ぶりに復元された蒸気機関車が１２日、「ＳＬ銀河」として岩手県のＪＲ釜石線・花巻―釜石間（９０・２キロ）で運行を始めた。ＪＲ東日本の復興支援プロジェクトで、被災地と内陸をつなぎ、休日を中心に走る。
ＳＬは１９４０年製造の「Ｃ５８ ２３９」。岩手の沿岸などで活躍後、７２年に引退し、盛岡市内の公園で展示保存されていた。被災地の観光を盛り上げようと、さいたま市の車両センターで復元された。
朝日新聞デジタル：ＳＬ銀河、４２年ぶり出発進行 花巻―釜石間（14年4月13日）
ＳＬは１９４０年製造の「Ｃ５８ ２３９」。岩手の沿岸などで活躍後、７２年に引退し、盛岡市内の公園で展示保存されていた。被災地の観光を盛り上げようと、さいたま市の車両センターで復元された。
トーマスもいいけど国産マンガもお忘れなく！
ドラえもんトラム
～「どこでもドア」から乗る夢の電車～
青い車体に赤いライン、そして黄色い鈴が特徴だ。
乗車口は「どこでもドア」、天井には「タケコプター」をつけたのび太くんたち。楽しいキャラクターが出迎えてくれる。
富山県西部の高岡市と射水（いみず）市を結ぶ路面電車「万葉線」。人気漫画「ドラえもん」のラッピング電車が１２・８キロを走っている。
朝日新聞デジタル：どこでもドアから乗車 富山にドラえもんラッピング電車（13年7月14日）
乗車口は「どこでもドア」、天井には「タケコプター」をつけたのび太くんたち。楽しいキャラクターが出迎えてくれる。
富山県西部の高岡市と射水（いみず）市を結ぶ路面電車「万葉線」。人気漫画「ドラえもん」のラッピング電車が１２・８キロを走っている。
妖怪列車
～「０番線」から鬼太郎ワールドへ誘う～
漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する「鬼太郎」「ねずみ男」「猫娘」「目玉おやじ」の妖怪イラストが描かれた列車４両が連結され、２１日、ＪＲ境線の米子―境港間を走った。４両が一緒に走るのはこの日だけとあって、親子連れら約６００人で定員を超える混雑ぶり。沿線では列車を撮影しようと、レンズを向ける人の姿も見られた。
朝日新聞鳥取版「妖怪列車、初の４両連結運転」（07年3月22日 ）
ルパン三世トレイン
～北の大地であなたの心が盗まれる～
ＪＲ根室線のうち、花咲線と呼ばれる釧路―根室駅間に１日、アニメ「ルパン三世」のキャラクターが描かれたラッピングトレインが登場した。沿線の浜中町は作者のモンキー・パンチさんの出身地。側面にルパン三世や峰不二子ら作品のキャラクターが並ぶ１両編成の普通列車は、今後３年間運行する予定だ。
朝日新聞北海道版「ルパン列車、観光客の心奪える？」（12年4月2日 ）
今回は紹介できなかった個性派列車が、まだまだあります。身近を走るユニークな列車などお寄せいただければ、「フカボリ」できるかも！
