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「ひまわり」 宇宙でグリグリしてみよう

5月に打ち上げられた人工衛星「だいち2号」から映像が送られてきました。今後打ち上げられる静止気象衛星「ひまわり」8号・9号を動かせるサイトもあります。

静止気象衛星「ひまわり」8号・9号を動かせるサイト
静止気象衛星「ひまわり」8号・9号を動かせるサイト 出典: 朝日新聞デジタル 3Dで見る静止気象衛星「ひまわり」8号・9号

目次

大雨の爪あと くっきり

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5月に鹿児島・種子島から打ち上げられた観測衛星「だいち2号」から、さっそく鮮明な映像が送られてきました。

地球観測衛星「だいち2号」のイメージ(JAXA提供)
地球観測衛星「だいち2号」のイメージ(JAXA提供) 出典: 朝日新聞
だいち2号が観測したデータから作製した伊豆大島の画像。緑色で着色した部分が植生、ピンク色の部分が市街地を示す。2013年10月の大雨による土砂崩れの跡が黒っぽく筋状に見える=宇宙航空研究開発機構提供
だいち2号が観測したデータから作製した伊豆大島の画像。緑色で着色した部分が植生、ピンク色の部分が市街地を示す。2013年10月の大雨による土砂崩れの跡が黒っぽく筋状に見える=宇宙航空研究開発機構提供 出典:朝日新聞デジタル 「だいち2号」の観測画像を公表 土砂崩れ痕跡とらえる

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、今年5月に打ち上げた陸域観測技術衛星「だいち2号」が地表を観測した初めての画像を公表した。昨年10月に伊豆大島で起きた大雨による土砂崩れの痕跡や、アマゾンの熱帯雨林が減少する様子などをとらえた。
朝日新聞デジタル 「だいち2号」の観測画像を公表 土砂崩れ痕跡とらえる

 記事には「だいち2号が、高度628キロから6月19日~21日に撮影した」とあります。
 地図で調べると横浜から今治ほどの距離。
 新型レーダーは、地上にある1~3メートルの物体を見分ける能力があります。
 災害の被害把握や地球環境の監視に活躍が期待されています。

衛星をぐりぐり (パソコン限定ですが)

 「だいち2号」や「ひまわり」を宇宙空間でグリグリ動かせるサイト。パソコン向けですが超美麗。ひまわりが特にオススメです。

出典:朝日新聞デジタル 3Dで見る新型衛星「ひまわり8号・9号」

打ち上げ映像てんこもり

 だいち2号やひまわりを打ち上げるのがH2Aロケット。5月24日にあった24号機の打ち上げの様子をごらんください。

H2Aロケット24号機の打ち上げが成功 出典: 朝日新聞デジタル H2Aロケット打ち上げ成功 観測衛星だいち2号搭載

 雲一つない空だったので、上空高く昇っていくロケットを長時間見守ることができました。
 間近で見ると、何度見ても感動します。
 今回の打ち上げから、これまでになく近くで見られる新スポットが開放され、多くの人が訪れていました。当日の記事はこちら。

規制区域外ギリギリに新設された展望公園。これほど近い公式観測スポットはこれまでありませんでした=鹿児島・種子島
規制区域外ギリギリに新設された展望公園。これほど近い公式観測スポットはこれまでありませんでした=鹿児島・種子島 出典:朝日新聞デジタル H2Aロケット打ち上げ成功 観測衛星だいち2号搭載

 好天の打ち上げも美しいですが、夜間の打ち上げも格別です。
 2009年9月のH2Bロケット初号機打ち上げの様子。これも現地で見ましたが、暗闇で見えなかった砂浜が、点火とともに明るく照らされ、息をのむ美しさでした。

H2Bロケット初号機の打ち上げ=2009年9月11日、種子島宇宙センター
H2Bロケット初号機の打ち上げ=2009年9月11日、種子島宇宙センター 出典: 朝日新聞
高度8900メートルから撮影したH2Bロケット。雲海を突き抜け、上昇していった=2009年9月11日午前2時2分、朝日新聞社機から
高度8900メートルから撮影したH2Bロケット。雲海を突き抜け、上昇していった=2009年9月11日午前2時2分、朝日新聞社機から 出典: 朝日新聞

 ロケットの情報を集めた特設ページ。打ち上げ動画集もあります。まず動画で、いつかは種子島で、ぜひごらんください。

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