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【動画】「仙台育英好き」はリツイート。宮城球児たちの謎

 高校野球の宮城大会が7月5日に開幕。埼玉の女子高出身、野球に詳しくない朝日新聞の船崎桜記者(23)が野球担当として球児たちの不思議を探ってみました。

大会開幕を前に、燃える仙台育英の野球部員たち
大会開幕を前に、燃える仙台育英の野球部員たち 出典: 朝日新聞デジタル

目次

1分20秒あたりで、野球部員が謎のダンス

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 高校野球の宮城大会が7月5日に開幕。埼玉の女子高出身、野球に詳しくない朝日新聞の船崎桜記者(23)が野球担当として「球児たちの不思議」を探ってみました。
 動画に登場するのは仙台育英、塩釜、岩ケ崎、登米・・・とにかくみんな元気です。


1分20秒あたりで、野球部員が謎のダンス・・・ 出典: 朝日新聞デジタル

なぜ球児は丸刈りなのか?

 県高校野球連盟に聞くと、髪形について定めた規定はないという。佐藤秀之理事長は「あくまで学校ごとの判断。髪形は自由です」と話す。

 強豪校ではどうだろうか。仙台育英は「監督より長い髪は禁止」というルール。だが、そのルールで注意される部員はおらず、それぞれ自主的に短くそろえているという。東北や柴田、利府なども細かい規則はない。「大会前になると部員がみんなで丸刈りにしてくる」というところが多いようだ。
朝日新聞デジタル

「あの曲がかかると打てる」

 仙台育英の代表的な応援といえば、「さぁ~いきましょう!」の声で始まる「ねぶた」。曲自体はオリジナルではないが、歌の途中にアドリブのかけ声を入れたのは、育英が最初だという。千葉団長は「うちのねぶたは、とにかく自由。他のチームとかぶらないオリジナルでやる、というプライドは持っています」。
 
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息のあった振り付けと応援歌を披露する仙台育英の部員たち=多賀城市
息のあった振り付けと応援歌を披露する仙台育英の部員たち=多賀城市 出典:朝日新聞デジタル
新チームになってから、「メドレー」も新たに開発した。普通は、1人の選手の打席に一つの曲を使う。打者がアウトになったり出塁したりして曲が途中でぶちっと終わると、何とも言えない間(ま)ができる。この間を何とかしたかった。
 メドレーは四つの曲がくっついており、打者がアウトになっても、とぎれず続けていく。そんなメドレーを4種類用意した。「『メドレー4』が自信作。点がほしいときにやってます。かっこいいですよ」
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昨年の宮城大会で声援を送る泉館山のチアリーダーら=Kスタ宮城
昨年の宮城大会で声援を送る泉館山のチアリーダーら=Kスタ宮城 出典:朝日新聞デジタル
 選手の活躍と応援は、無関係ではないようだ。「応援で『ライディーン』がかかるとなぜか打てる」と話すのは、中心選手の1人、斎夢海(むかい)選手(3年)。願掛けや、「リズムがとりやすい」という理由で、応援曲を指定する選手が多いという。斎選手は「みんなが練習を抜けて、応援を頑張ってくれているのも知っている。夏は劣勢の時もあると思う。応援の声を力にしたい」。
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体重59キロが半年で67キロに。マネージャーの貢献

 「あつっ、あつっ」と言いながら、登米高校の佐藤葵さん(3年)たちが、慣れた手つきでおにぎりを握っていく。高さ15センチほどの特大サイズで中身は梅、おかか、こんぶの3種類。「味が足りないって言われるので、塩をふりかけながら握るんです」とおいしく作るコツを教えてくれた。
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特大のおにぎりを部員に手渡す登米高マネジャーの佐藤さん(右)と阿部さん=登米市
特大のおにぎりを部員に手渡す登米高マネジャーの佐藤さん(右)と阿部さん=登米市 出典:朝日新聞デジタル
 おにぎりとプロテインは、千葉厚監督(35)の提案で、選手の体を大きくするために昨秋に始めた食事トレーニングだ。昨年9月に59キロだった2年生の体重が、今年5月に67キロになったときは、マネジャー3人で大喜びした。
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