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W杯勝敗占い、結果は「特定秘密」?
withnews界隈でにわかに盛り上がった、愛くるしい動物たちによるW杯勝敗占いまとめ。
4年後の精度向上に期待しつつ、日本―コロンビア戦の占いにまつわるこもごもを、しつこく紹介する。
コロンビア戦、勝者は?テッポウウオぎょ託宣(6月25日付朝日新聞神戸版)
神戸市立須磨海浜水族園で魚やタコがサッカーワールドカップ(W杯)の試合結果を予想する「FISH ワールドカップ」が開催されている。24日には日本代表の1次リーグ最終戦、コロンビア戦をテッポウウオが占った。結果は――。
同水族園ではW杯期間中、日本代表の試合と決勝トーナメントの試合の勝敗を、テッポウウオやマダコなどが試合前日に占う。テッポウウオは水鉄砲のように水を吹きかけて餌を捕る習性を生かし、エサのすり身を八つずつ付けた二つのボードを水槽につるして早く撃ち落としたチームが勝ち。マダコは二つのたこつぼを用意し、タコが入った方の国が勝ちとした。
日本対コートジボワール戦ではテッポウウオが日本勝利と占い、ギリシャ戦ではマダコがギリシャのたこつぼに入った。24日にあったコロンビア戦の予想では、序盤は日本チームのテッポウウオが勢いよく餌を撃ち落としたものの、その後追い上げたコロンビアチームが逆転勝利。企画した同水族園の末永雅恵さん(21)は「非常に苦しい結果。これまでの予想が当たらなかったので、また外してでも日本が勝ってほしい」と話した。(吉田貴司)
W杯クラゲ占い「回避」 鶴岡・加茂水族館「恐ろしくて」(6月25日付朝日新聞山形版)
サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、日本対ギリシャ戦の引き分けをクラゲに占ってもらって的中させた鶴岡市の市立加茂水族館が24日、25日早朝の対コロンビア戦のクラゲ占いを「回避」すると決めた。県内外のファンから要請は来ていたが、日本の命運を決める一戦だけに「下手に占うのが恐ろしい。客足にも影響するから」と、不戦を決め込んだ。
ただ気になる一戦だけに、村上龍男館長(74)が、ギリシャ戦を的中させたサムライブルー色のクラゲの水槽に近寄り、耳を傾けた。クラゲは「3対1で日本の勝ち」とささやいたという。「聞き間違いだったらごめん。おれも年取って耳も遠くなったからのう」と村上館長。(溝口太郎)